あやさび "犬ではないと言われた犬" 1900年1月1日

あやさび
あやさび
@ayasabi
1900年1月1日
犬ではないと言われた犬
こちらのタイトルにやられて、ページをめくると、犬ではないと言われた犬のお話は、美味しんぼの山岡士郎の「そんなもんは、スシじゃねえ!」につながっていました。 そんなもんは写真じゃねえ!とか言われたら…しょんぼりしちゃいますが、向坂さんの柔らかい思考の結び方に、勇気が出たのでした。そう捉えるのかあ、と。是非読んでほしいお話です。 向坂さんは詩人であり「国語教室ことば舎」の代表です。国語教室はご自宅の、4、5人も入ればいっぱいになる小さな部屋でされています。向坂さんは学ぶことについて、 「学ぶ内容と生徒の間の交流が重要なのであって、先生と子どもの間の交流が重要なのではない。」(p79) と、書かれています。だからこそ、向坂さんは教えることについて、いつも悩まれています。国語の選択問題について、どれも正解だよなと思ったり、席変えしたほうが生徒が静かになるはずだけどそれをひたすら迷ってできなかったり…。その迷いの中で言葉や文章をたくさん引用されていて、席変えのときに引用された政治学者の中島岳志さんの「永遠の微調整」という言葉は、さらに夫婦間の掃除問題にも活かされていました。 「微調整、微調整。自分に言い聞かせている。微調整、永遠に、わたしたちは、よりよくなっていかないといけない。」 (p142) わたしも、微調整してよりよくなりたいなあ。まずはなぜか生乾き臭い洗濯物問題からかな…。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved