
ななと
@Nana-to1017
2026年8月2日
多類婚姻譚
凪良ゆう
読み終わった
『不満がないことと問題がないことは別だけれど。』(p13)
『―世界中に認められなくてもいい。―大切な人にだけわかってもらえれば。』(p55)
『自分が考えていることは他の人も考えている。他人は馬鹿じゃない。』(p122)
『自分に落ち度があるわけではないと分かっているのに、結婚にまつわる責任を果たしていない気がした。…友人や同僚の何気ない一言、テレビドラマのワンシーン、ニュース、SNS、悪意がないゆえ防ぎようもないなにかが、日常をうっすら覆う埃のyいうに私に積もっていた。』(p167)
『結婚はエンジンが二馬力になると同時に、トラブルも倍に増えるシステムだ。』(p196)
『少子化のご時世だから子供は大事にするべきよ。だからってそれ以外の人間の痛みがないがしろにされていいわけない!』(p208)
『ひとりの老後や孤独死という言葉はもはや禍々しさを失った。近い未来、日本は独居人だらけだ。誰もが孤独ならそれを恐れる気持ちも消える。誰もいないひとりの部屋で倒れたとしても、腐乱する前にスマートウォッチがしかるべき場所に通報してくれる。』(p245)
『よく知らない相手のために、よかれと思って、という善意でなされるアドバイスのほとんどが的外れであり、それを聞かせられる人間を相当うんざりさせるということを。』(p288)