mikiko1732 "英米文学のわからない言葉" 2026年5月20日

mikiko1732
@mikiko1732
2026年5月20日
英米文学のわからない言葉
ひきつづき金原瑞人。 翻訳ものを読んでいるとどうしてもこれはなんだろう⋯と不思議に思う単語に出会うことが多々ある。だいたい注釈がついていたりするのだが、それでもなんだかよくわからなかったりして想像の翼をはためかせることになる。そんな言葉たちを集めた本書。 そうそうわからなかったーと思う言葉から、わかるその言葉はわたしも手を焼いた(イギリス英語のjumperですよ。日本語訳するとセーターなのよ、イギリス英語のjumperは。ほんと混乱する!)、といった昔馴染の言葉も出てきて読んでいて楽しい限り。 懐かしく思ったのはターキッシュデライト。あんなに実物に出会うまで食べるまで想像を膨らませていたのに⋯! なんでしょうね⋯紅くて砂糖がまぶされていて見た目はキラキラしているわけないのに補正効果でキラキラして見えて⋯なのに食べたら⋯ 昔よく売っていたひとつひとつがオブラートに包まれて大袋に入れられて売られていたカラフルなゼリー(さしておいしくない)。あれを思い出しました。あのがっかり感。はー。 最後に付録として著者が訳したもののなかからお勧めの本が何冊か紹介されているのも思わぬプレゼントのようで嬉しい。その中から読みたくなった本がまた幾冊かあったり。 そんなこんなも含めて楽しい1冊でした。 ただ、本書を読んでわからなかった言葉がひとつ。 『粘土の風呂敷』 「さて次は、その清書した粘土の手紙を粘土の風呂敷で包んで、その風呂敷が柔らかいうちに、円筒形の印章を押しつけて転がす。(中略)なかの手紙を読むときには、その粘土の風呂敷を壊すしかない。」本書の『封蝋、印章』の項に金原瑞人が以前読んだ話として紹介されている。残念なことに何で読んだのかは本人も覚えてない。 粘土の手紙はわかる、この文章の前にメソポタミアの話がされているので、いわゆる粘土板に刻まれた手紙のことだ、ただ、粘土の風呂敷⋯しかも読むときにはその風呂敷を壊さなくてはいけない。中の粘土の手紙もいっしょに壊れてしまいはしないか。 気になる。粘土の風呂敷。
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