
装丁フェチ
@yr_k_
2026年5月24日
傲慢と善良
辻村深月
読み終わった
借りてきた
選ぶということにかなり嫌悪感を感じる
だから、「複数人の中からこの人に決める」ではなく、「初めからこの人しか存在していない」ような気持ちでいる
私と関係をもつどんな人も物も、実際はN分の1だとしても1分の1のオンリーワンな存在であると思い込んでいたい
読後の感想に読者それぞれの自意識がめちゃくちゃ反映されそうな小説だな〜〜(そういうの好き)
架にとって、金居は大らかな鈍感さというある種の才能を持つ人物だったけど
真実は架のことを鈍感だ、鈍感からくる優しさが好きだと言っていたのが印象的
でもこれは架の鈍感からくる優しさではなく真実を愛する気持ちからくる優しさだと私は思った
別に逃げたあとの修復が簡単にできると架は思ってるわけじゃなくて、
修復が厳しくてもそれでも真実といたい
(=真実といられるなら修復なんて相対的には簡単なものだ)
って決意してくれたんじゃないのかなーー
こういうのを鈍感ってまとめてしまうところから真実の傲慢さが伺えてしまった
(これはでも私の読解不足なのかも、、、)
ごちゃごちゃ言いつつも終盤ボロ泣きしながら読了
友から貸してもらわらなかったら読む機会なかったありがとう




