
装丁フェチ
@yr_k_
- 2025年11月15日
神様の暇つぶし千早茜読み終わった想像の5000倍くらい重い 今の自分にはストーリーの上澄みくらいしか理解できてない気がする 何気に里見の最後がつらかった 書き出しがとてもすきだーー 読後に読み返すとまた違った味わいに感じる 「時間は記憶を濾過していく。思い出とは薄れるものではなく、濾されてしまうもの。細い金属の糸でまっちりと編まれた網に通され、濁りが抜けおちていく。(中略)やがて、純度の高い記憶だけが網の上できらきらとした結晶になって残る。洗いぬかれたそれは日を追うごとに輝きを増し、尖った欠片は胸に突き刺さる。だから、濾されてしまわないように、私はあのひとの醜いところを思い出す。」p4 「言葉にしてしまったら、それを受け入れないといけなくなるんだから。早いも遅いもない。柏木が口にしたいタイミングでいいんだよ」p105 「じゃあ、と背を向ける。『ちょっと待って』と声がしたので、首だけふり返る。 『待っている人がいるので』」p145 - 2025年10月30日
- 2025年10月30日
恋のすべてくどうれいん,染野太朗気になる - 2025年10月21日
- 2025年10月5日
- 2025年9月29日
桃を煮るひとくどうれいん借りてきた読み終わった「それをだれかが「丁寧な暮らし」だと嘲笑するかもしれないが、うるさい。わたしは大根を面取りしているだけだ。それ以上でも、以下でもない。わたしはわたしの大根を切る。おまえはおまえの大根を切れ。」p102 「わたしが実家でケーキを欲しがったのも、本当はケーキが欲しかったのではなくて、家族でいるとうれしいということを何度でも確かめたかったのかもしれない。」p108 「不安になる日には、菜箸を握ってとりあえず厨に立つ。(中略)その間だけはわたしのからだのまわりに薄い虹色の膜のようなものが出来て、それがわたしを守ってくれるような、そんな心地がする。そうして出来た食事を摂った夜に原稿に向かうと、また薄い虹色の膜のようなものがわたしを包んで、次の文章を呼んできてくれるような気がする。」p131 - 2025年9月28日
雷と走る千早茜借りてきた読み終わったまどかが虎の本能には勝てない責任は取れないって理解して手放す決断ができたのはえらいし合理的なんだろうな でも正しさでは癒されない傷だよね これが天気の子の世界だったら虎と共に生きていく道を選びそう 千早茜さん3冊目 やぱりするする読める文章 - 2025年9月23日
光のとこにいてね一穂ミチ気になる - 2025年9月23日
もういちど生まれる朝井リョウ気になる - 2025年9月19日
恋の収穫期最果タヒ借りてきた読み終わった小説なんだけど時々タヒさんのエッセイみたいな、小説。登場人物の高校生4人とも微妙にずれててそれがいい。 心情描写の言い回しがやはりタヒさんぽくてすき! 装丁が見れば見るほどよい。家に飾りたひ。 「私は、絶望とかしたりせずに生きたくて、今のところなんとかなってて、それはやっぱいつか、誰かと恋に落ちると思ってるからじゃないかと思うんだ」p38 「恋は普通に食べたくないときも食べるご飯みたいなものだから。そんな不安に思わなくていいよ。好きって、曖昧で、都合のいい言葉なんだよ。出し入れ自由なの」p56 「早見くん、何も始まってないときから極端な選択を考えなくてもいいんじゃないの?」(中略)「そんな軽いことじゃない…」「軽いことにするんだよ」p194 - 2025年9月15日
さみしくてごめん永井玲衣読み終わった途中わかんなすぎて挫折しかけた 後半はふせんいっぱい 「パンクとかロック精神とかじゃなくて、なんというか、破壊って所有なんだよなあ。」p137 日記風→がっつり哲学→エッセイって感じで色んな構成があっておもしろかった。永井さんは人とか体験とかが好きなんだなあと思った。好きっていうか、ある言動から色々想像を巡らせるのは同じなのに、そのベクトルがわたしと全然違って新鮮だった。こう考えてみたい。 考えるということは、ひとりでやらなくてもいいらしい。カフェに行って友達でも知らない人とでも、他者を通して(盗み聞き可)、考えるということを近くに引き寄せないと遠いままなんだって。 - 2025年9月10日
イン・ザ・メガチャーチ朝井リョウ気になる - 2025年9月8日
幸せについて谷川俊太郎読み終わった - 2025年9月8日
ラブカは静かに弓を持つ安壇美緒気になる - 2025年9月8日
- 2025年9月6日
- 2025年9月1日
- 2025年8月27日
- 2025年8月22日
- 2025年8月22日
眠れない夜のために千早茜,西淑読みたい
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