はやしえりか "わたしたちが光の速さで進めな..." 2026年5月24日

わたしたちが光の速さで進めないなら
わたしたちが光の速さで進めないなら
ユン・ジヨン,
カン・バンファ,
キム・チョヨプ
予定がなくて元気があったので、気まぐれに修善寺に行ってみた。旅のお供といえば本(まあ、日々持ち歩いているのですが)。 今回は、韓国のSF作家 キム・チョヨプさんの短篇集「わたしたちが光の速さで進めないなら」をカバンに詰めて出発した。 SFの性質上、旅や移動にまつわる話が多く、ふしぎと今の自分の気分と合っていた。 未来の話だけど、共感しやすいテーマを扱っていて読みやすかった。どの短篇も好きだけど、しいて選ぶなら、「スペクトラム」と「館内紛失」かな! 「スペクトラム」は、地球外生命体に接触した生物学者とその地球外生命体<ルイ>との交友(?)が描かれた話。地球と言語やルールでわかりあえない存在をどう尊重するのか。そんなテーマ。 「館内紛失」は、図書館に本でなく死者のデータが記録されるようになった時代の話。特に母と娘の物語で、短篇のなかでも特にフェミニズムの要素が強くて、あたたかな読後感が最高でした。 と、余裕があるので、いつもより厚めに書いてみました!
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