
tico
@mi03
2026年5月24日
変身
フランツ・カフカ
読み終わった
かつて読んだ
虫になることを、老いや病気による身体や精神の変化のイメージとして読んだ。
周りの人間と同じ言語を持たない状態の者の一人称の語りの辛さ。
人間の役割(仕事)とはなんだろう?
社会に参加できない、役に立たないものの声は誰にも聞き入れられないのか?
自分なんていなくて良かった
家族のために頑張る必要もなかったという冷笑。
その頑張りは、結局は誰のためにもならないようなもので自分の考えや行動は、ただの独りよがりだったのだと突きつけられる。
グレーゴルが死んだ後の、幸せそうな家族
残酷な現実が眩しい光の中で輝いていた。
交換可能な労働者としての私
歯車の一つである私
家族という私的な関係の中でさえも“私”は交換可能なのだろう。
人間性は肉体にのみ宿るのか?
本当に大きな虫となった人間と
(意思疎通のできない、姿の変化した者)
共に暮らしていくことはできないのか?