コウ "木挽町のあだ討ち" 2026年5月24日

コウ
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@_mns_vent_
2026年5月24日
木挽町のあだ討ち
映画が堪らなく面白かったので原作も、と。 読み始める前に映画をもう一度観たのでそちらの記憶も鮮明な中、一気読みしました。 序盤から映画とはだいぶ違うストーリー構成に戸惑いつつ、これはこれで凄く面白いとぐいぐい惹き込まれて結果、一気読み。 映画は視点の主が加瀬宗一郎であるのに対し、原作の加瀬さんは聞き役に徹していて影が薄い。 全篇語り手の一人称で書かれていて、キャラクターの口調や性格の書き分けもとても判り易く読み易かったです。 主軸となる部分も原作と映画では真逆の立ち位置になっていたけど、それが作品を壊しているとかでは決してなくて、どちらも面白い!と心底唸りました。 原作と映画、どちらを先に目にしても面白い筈です。 個人的に残念だったのは、映画でたくさんあったごはんシーンに、原作ではあまり重きを置かれていなかったことかな(全くないわけではない) そも、小説に出てくるごはんシーンが大好きで、映画であった蕎麦やどじょう鍋、若布と筍の煮付けなどなど、原作ではどんな風に描かれているんだろうとワクワクしていたので…(苦笑) ラストの一文は映画ではなかった「今後」を予感させられるもので、それに救われた思いでした。 面白かった。
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