
kwsk
@kawa0018
2026年5月25日
熊になったわたし 人類学者、シベリアで世界の狭間に生きる
ナスターシャ・マルタン,
大石侑香,
高野優
読み終わった
カムチャッカで熊に襲われて顔に大怪我を負った人類学者の話。人類学が熊に襲われた傷とその後の経過を通じて何度も熊と出会い直し、その都度関係が変わっていく過程が書かれている。
人類学に馴染みがない読者には「はて?」と思う人も多いかもしれないが、そんな人にも読んでみてほしい。熊に負わされた傷を持つ筆者は必然その後も周囲の関係者から顔の傷から熊を想起され、熊と共に生きる事になる。一般的な人類学のエスノグラフィーではないが、文章自体が読みやすく、人類学のエッセンスも入っているので雰囲気は掴める。お勧めできる本である。