
柴犬
@storyseller
2025年3月22日

終末のフール
伊坂幸太郎
読み終わった
かつて読んだ
「本って、お風呂の黴と一緒で、放っておくとどんどん増えていくから困っちゃうんだって」
でも恋人なんてしょせんは恋人で、他人だからな。
「俺は、俺を許すのか?って。練習の手を抜きたくなる時とか、試合で逃げたくなる時に、自分に訊くんです。『おい俺、俺は、こんな俺を許すのか?』って」
「明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?」文字だから想像するほかないけれど、苗場さんの口調は丁寧だったに違いない。「あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?」
一生懸命に考えて、決めたなら、それはそれで正しいんだと思うんだよねえ、わたしは。外から見てる人はいろんなこと言えるけどね、考えて決めた人が一番、偉いんだから




