
路傍のクロワッサン
@bear-jew
2026年5月25日
男と女とチェーンソー
キャロル・J・クローヴァー,
小島朋美
読み終わった
一般的に俗物的、露悪的と見做されがちなホラー映画ですが、著者のキャロル氏はそこからジェンダー論を展開。
ホラー映画の見方をグッと広げ、新たな楽しみ方を提示してくれる名著です。
ホラー映画内における「男性性」と「女性性」、「ブラック・マジック」と「ホワイト・マジック」、「都会」と「田舎」、「サディズム」と「マゾヒズム」等に関するさまざまな知見が得られました。
スラッシャー映画好きはもちろんですが、「スラッシャー映画は低俗だから嫌いなんだよな」なんて考えている人にもぜひ読んでもらいたいですね。
巻末には(本書の内容に合わせた)ホラー映画の年輪型図解も収録されているので、ロードマップとしても活用できるオススメの一冊です。

