男と女とチェーンソー
26件の記録
路傍のクロワッサン@bear-jew2026年5月25日読み終わった一般的に俗物的、露悪的と見做されがちなホラー映画ですが、著者のキャロル氏はそこからジェンダー論を展開。 ホラー映画の見方をグッと広げ、新たな楽しみ方を提示してくれる名著です。 ホラー映画内における「男性性」と「女性性」、「ブラック・マジック」と「ホワイト・マジック」、「都会」と「田舎」、「サディズム」と「マゾヒズム」等に関するさまざまな知見が得られました。 スラッシャー映画好きはもちろんですが、「スラッシャー映画は低俗だから嫌いなんだよな」なんて考えている人にもぜひ読んでもらいたいですね。 巻末には(本書の内容に合わせた)ホラー映画の年輪型図解も収録されているので、ロードマップとしても活用できるオススメの一冊です。

本屋lighthouse@books-lighthouse2026年2月23日読み終わった幕張に戻って、サイゼに向かうも混雑、別のお店も混雑、で最終的にガスト。『男と女とチェーンソー』を電車でもガストでも読み続け、もう少しで読み終わりそうなところで目が死んだ。ちょうどホラー映画における目の役割、見る側=加害者であり見られる側=被害者でもあるという話を読んでいた。私の目はテキストを見ながら、つまり読むことでそれを殺そうとし(=紙に書かれた文字を脳に消し込み)ながら、同時に膨大なそれらによって殺され(=視神経を破壊され)ていたのだった。消耗した目を回復するために帰宅。しばしの休息ののち、再度一気に読む。読了。圧巻&圧倒。 このジャンルのルールとして、男が自分を、コントロールする側に立つ観淫者だと思い込むたび――ラカン流に言うなら、女を見ることで「視線」の力が生じると過信するたび――必ず何らかの屈辱が直後に生じると断じてよいのではないか。典型的なかたちとしては、自分が支配しようとした女性の、まさにそのセクシュアリティによって男は打ち負かされる。(p.384)








本屋lighthouse@books-lighthouse2026年2月18日読んでるヨルゴス・ランティモスの新作『ブゴニア』を観てきた。厳密にはホラーやスプラッターといったジャンルのど真ん中ではないだろうけども、女性キャラが男性キャラに暗所に閉じ込められ怖い目にあう、そして最後には男性キャラを倒す、という構図は本書のテーマとなっている「ファイナルガール」と一致するところもあり、しかし最終的な結末としては予想外のものがあらわれるものの、いずれにせよ本書を座標軸にして批評的に観てみたら面白いのではないか、と思った。そして私とひろこさんはだいたい「ひーん」と心の中で叫びながら観ていた。





本屋lighthouse@books-lighthouse2026年2月15日読み始めたイベントあります3/29に訳者の小島さんとさえぼうさんでトークイベントをやってもらえることもあり、予習がてら読み始める。なお、私はホラー映画というものを観た記憶がない。唯一観たと言えるかもしれないのは、柿内さんとイベント的にお店で観たゾンビ映画で、それもかなりコメディ寄りだったので、果たしてカウントに入れてよいのかという疑問は拭えない。ゾンビに囲まれながらテイラー・スウィフトを熱唱する場面がよかった。 イベントは配信&アーカイブもあるのでぜひ٩( ᐛ )و 2026年3月29日(日)13時〜15時 『男と女とチェーンソー――現代ホラー映画におけるジェンダー』刊行記念~ホラー映画を生き残るには?ファイナル・ガールの誕生と成長、その周辺~ https://books-lighthouse.com/portfolio/finalgirl260329/



























