
saiki
@lighthouse_
2026年4月26日
買った
読み終わった
2025年12月に丸の内・丸善で購入。
4/26に読み終わり。
5日間の授業のかたちで構成され、それぞれの最後にはより日常に近いかたちの質問に東畑さんが答えてくださるコーナーもあり、総じて読みやすかった。それぞれの日に鍵となるエピグラフがあり、それにまつわる東畑さんの考えや言葉を読むことも併せて楽しかった。
帯には「…誰かをケアするあなたへ」という言葉があったが、個人的には自分をケアするヒントをもらえればと思い読み始めた。「あとがき」で「自分の気持ちは自分にしかわからないのではないか、わかってくれなかったときの絶望を味わうくらいなら自分で解決しよう、と思ってしまうことがよくあります。この考え方の乗り越え方を教えてほしいです」(P341)という質問への東畑さんの答えをこの本の最後に読むことで、心の中に灯ったものがあった気がした。
個人的に印象に残ったのは「ケアとはやり直せるものである。人間がやることなのですから、傷つけてしまうことはあります。完璧を狙ってはいけない。失敗したら、余裕ができたときに、リカバーすればいいんです。そうやって絆は深まっていくんですよ。」(P67)という言葉が、他者はもちろんのこと、自分をケアすることへの試行錯誤をも後押ししてくれたように思った。