
Ellie
@Ellie
2026年5月25日
三体3 死神永生 下
ワン・チャイ,
光吉さくら,
劉慈欣,
大森望,
泊功
読み終わった
読了
ハァーーー面白かったーーーー。。
放心。ここまでスケールが大きくなる話だとは全く予想してなかった。
自分の小さな頭の中に無限の宇宙が広がる読書体験だった。ハァァァァーーーーーー
正直なところ、三体2で登場した羅輯、1から活躍していた章北海に比べて、三体3の程心のことはずっとあまり好きになれなかった。
三体1からの数世紀にわたり無数の登場人物が、人類が、種の存亡をかけて積み重ねてきたことを、数えきれないほどの人たちの希望と執念と失われていった命を、「愛」なんていうもののために無にする程心を受け入れられなかった。
だから、太陽系が滅ぶ時に、彼女が己の犯した二つの過ち――執剣者としての役割を果たせなかったことと、高速宇宙船の開発を断念させたことの罪をようやく自覚してくれた時には胸がすく思いがしたほどだ。
だけど、結局は、本当の一番大きな目で見れば、彼女は正しかったんだな。。
大宇宙を元のあるべき姿に戻し楽園を取り戻す。そのために行動を起こせたのは彼女だからこそだ。
なんだこれ、最終的に大切なのはやっぱり愛、って、インターステラー…?
まぁ程心のことは、心当たりの全くない誰かから突然星を贈られて喜んでいたところからして理解できない人ではあった。
ほんと、三体3は上巻も下巻も本当にずっとずっと面白かったなぁ。
特に感情が揺さぶられたシーンは、一つは羅輯がモナリザの中に愛する人の面影を見つけた時。
そしてもう一つは、DX3906星系に着いてから、〈藍色空間〉と〈万有引力〉の銀河系人類が重力波送信後も生き延びて、定住地を見つけていたとわかった時。特に二つ目は、あぁ、あの時の章北海の判断が、〈自然選択〉の働きが、太陽系が滅んだ後も人類を生きながらえさせたんだ、とめちゃくちゃ感極まった。シリーズ通して一番泣いた瞬間だった。
そして、雲天明の勇敢さと明晰さを本当に尊敬する。
トマス・ウェイドも結構好きだったぞ。
そういえば、ブラックホールにのまれてしまった高Wayがいつか出てくるのかと思ってたけどあれっきりだったな。まだ落ち続けてるのかな。