

Ellie
@Ellie
2025.12登録。すっかり活字から離れてしまったので読書習慣が作れたらいいな
⚠️ネタバレ感想が多いのでご注意
- 2026年3月25日
たったひとつの冴えたやりかた (ハヤカワ文庫 SF 739)ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア,浅倉久志気になる - 2026年3月25日
三体2 黒暗森林 下上原かおり,劉慈欣,大森望,泊功,立原透耶読み終わった読了面白かったーーー!!! 希望と、嫌な予感と、恐怖と、絶望と、納得の全てがある。めちゃくちゃ気持ちいい。 暗黒森林理論、宇宙文明の二つの公理、そこから導き出される取るべき最善の手段。 これって宇宙まで話を広げなくても個人の中にある恐怖からくる攻撃性に通じるから、人ごととは思えない。 でも最後にその先にある希望まで見せてくれたところが良かった。 ⚠️以下めちゃくちゃネタバレ 「自分たちよりも遥かに文明の発達した星を相手に負けない為には、相手の星を自分たちで攻める必要はない。ただその存在を晒すだけで良い」という真理があまりにも鮮やか。ため息。 この2でここからの目標が裏返るのも面白い。これまでは「いかに三体艦隊を倒すか」だったのが、ここからは「三体文明も存続できないのか」の道を共に模索していく。 これ、地球さえ救われれば三体文明なんてどうでもいいという気持ちにもなれないのは、三体1のゲーム体験があるからだよな。星が太陽に潰される前になんとか救われてほしい。 「呪いで最初から三体世界を狙うべきだった」と言っていたけど、もし実際にそうしていたら、そして三体世界の大元が消滅していたら、帰る星を失くした艦隊はそれこそ死に物狂いで攻めてきただろうし、交渉の材料にも使えなかった。だからこれで良かったんだと思う。ただ、作中にもあったけど、実験のために破壊された星に生物がいなければいいなぁ。 考えてみれば、三体1で地球が三体世界に狙われたのは、信号を受信した相手がたまたま絶滅の危機に瀕した彼らだったからだと思っていたけれど、三体2まで読んでみると、中国が宇宙に発信していたメッセージそのものが自殺行為だったということなんだな。三体世界がもし無かったとしても、遅かれ早かれ別の文明に狙われる運命だった。 三体2で解き明かされた暗黒理論によって、三体1で起こったことの必然性が証明され、伏線が回収された。 三体3がこの先どういう方向性に進むのか全くわからないけど、自分の好みで言えば、この暗黒理論を覆してくれるようなポジティブな展開があると良いなぁ。 - 2026年2月18日
三体2 黒暗森林 上上原かおり,劉慈欣,大森望,泊功,立原透耶読み終わった読了上巻の終わりに、ようやく話が動き出してきた。続きが楽しみ。 1もそうだったけど、前振り(?)がとても長く、話が動き出すまでがとても重たい感じ。でもそこで描かれているのはキャラクターたちの動機付けなので、リアリティに欠かせない部分でもある。 短時間で手軽に楽しめるわかりやすいエンタメに慣れてしまった今の時代にはちょっと忍耐が試される。絶賛を知っているから信じて読み進められた。ありがたい。 - 2026年2月13日
新装版 殺戮にいたる病我孫子武丸気になる - 2026年2月9日
三体ワン・チャイ,光吉さくら,劉慈欣,大森望,立原透耶読み終わった読了ひとまず一冊目! 面白かった〜 早く続きを読みたい。 ⚠️以下ネタバレあり 半分くらい読み進めるまでは謎が積み上がっていくばかりで一向にお話の輪郭が見えてこず、一体この作品はどこに進んでいくんだ?という感じなのが、中盤から一気に面白くなっていく。 VR三体での体験とその謎解きがとにかく面白い。ほんとここ面白かった。火の鳥を彷彿とさせる壮大さ。 そして知識人たち自殺の謎が、まさかあんな理由だったとは。 中国の歴史に疎くて初めの方を読む時には色々調べながらで時間がかかってしまったけど、その分登場人物の心情に寄り添うことができたと思う。 - 2026年1月30日
ザ・ロイヤルファミリー早見和真気になる - 2026年1月25日
十戒夕木春央読み終わった読了方舟を昨日読み終えたので、そのままこちらも。 面白かったー!! 方舟よりも文章全体がこなれた印象を受けた。とても読みやすかった。 未読の方に一つだけ… 方舟を読み終えてすぐに読むのがおすすめです。 ⚠️以下ネタバレありなのでご注意ください。 やっぱり、最後の最後に一番のこわさがあるところは前作と同じ。 この作品の一体どの辺が方舟の続きなんだ?と思いながら読み進めたら、最後の最後にそう来たか。 ハー怖い。 「じゃあさよなら」って言われてしまった里英ちゃん、ずっと無事でいておくれ。 そして、彼女の夫は行方不明なんだと確定してしまい、方舟読了後にわずかに持っていた希望も砕かれた。 もしかしたら、もしかしたら、あの後助けを呼んでくれて間に合ったのかもしれない。みんな助かったのかもしれない。方舟を読み終えてから何度も自分にそう言い聞かせていた。ずっとその希望を持っていたかった… まぁ、彼女が方舟でしてしまったこと、そして彼女が彼らにされたことを考えれば、今さらそんなことするわけないか。 ああ、方舟を読み終えた時に思った、「つがいを持たずに方舟に残った種はどうなるんだろう」。その答えのお話だったな。 この十戒は、方舟を読み終えた衝撃から立ち直り切る前に読むのが1番ゾクゾクできると思う。 この十戒の一番のこわさは、方舟の残酷性と悲劇性がより鮮やかに確定してしまうところなのかもしれない。 ……読み終えて少し経って、気がつくと彼女自身のことを考えている。決して望んだわけではないだろうに、こんな人生を歩むことになってしまった彼女の孤独を思う。 これ、まだシリーズ化できる気がする。こうなったら、今度は彼女が自らの命を顧みずに誰かを救おうとするようなお話が読みたい。 いつのまにか、彼女のファンになってしまったのかも。ダークヒーロー的な。 - 2026年1月24日
方舟夕木春央読み終わった読了読み終わった。 おおーそう来るのか!! 最後のゾクゾクが堪らない。 もう一度読み返そう。 ⚠️以下ネタバレありますのでご注意ください。 いや〜それにしても読んでる最中もずっと不気味で緊張しっぱなしだったし、読み終えても何の解放感もない。何だこの後味の悪さは笑 これはただただフィクションのエンタメ作品として消費するのが精神的には良さそう。登場人物に思い入れを持ったり、色々考えてしまうとエグすぎるから。 それにしても、「方舟」に残った者が生き残る、という本来の意味での定義があまりにも鮮やか。 だけど、そこに「つがい」で残れなかった種の未来はどうなるんだろう。 - 2026年1月21日
通天閣西加奈子読み終わった読了初めての西加奈子。 すごくよかった… 人間の一番根っこにある(と信じたい)「情」のようなものを丁寧に掘り起こすようなお話だった。 西加奈子さんの文章、観察対象にとてもカメラが近い。丁寧に丁寧に積み上げられ次第に輪郭を帯びていく人物たちの人間くささに親近感を抱かずにいられない。でも読み始めた時は文字だらけの紙の黒さにびびった。 工場の新入りくんに子供が産まれて、ママと通天閣に登って、そこからの怒涛のクライマックスまでの疾走感とカタルシスが素晴らしい。泣いた。ズビズビ泣いた。 つらい経験がある、という一点だけで藁のように蜘蛛の糸のように細い細い今にも切れてしまいそうなだけど確かな救いの手を差し伸べられる人間という生きものが愛おしくなった。自分に余裕があるからではなく、辛かった気持ちを覚えているから、あなたの辛さそのものはわからなくても辛さの辛さはわかるから、という点でたとえその時だけだとしても繋がろうとできる性質の愛おしさ。 雪ちゃんがたどりついた「愛そう」という答えは、奇しくもここ一年弱自分がずっとトンネルの中を彷徨いながら見つけ始めたものと近い気がする。何年も前に古本屋で一冊百円で買ったまま本棚で埃をかぶっていたこの本を今読んだということにも不思議な縁を感じた。 - 2026年1月16日
スペードの3朝井リョウ気になる - 2026年1月16日
何者朝井リョウ読み終わった読了ちょっとずつ数日かけて読み終えた。 途中までは、SNS時代の学生さんは大変だなぁとか、みんな自分をプロデュースしながら生きないといけない時代だなぁとか他人事で読んでいたのに、最後の理香さんの言葉がぐさぐさ刺さった。 このSNS時代を生きている自分のスタンスの恥ずかしさを突きつけられた。なんだこの後味の悪さは笑 なんかもう、こうやって感想を書くことすら前よりも難しいな。どこまでが自分の素直な言葉で、どこからが作っている言葉なんだろう。 でも何よりも一番恥ずかしいのは、自分を作ってしまうことではなく、他人が作っている姿を見ている自分の視線。 ----- 少し経って、最初は悪趣味な本だなぁと思ったのが(褒めてる)、次第に今の時代を生きる読者への励ましなのかもしれないなと思い始めた。自分のかっこ悪さに気付かされた拓人が、最後変わるための一歩を踏み出せたように。 - 2026年1月13日
- 2026年1月12日
- 2025年12月31日
- 2025年12月30日
三体3 死神永生 下ワン・チャイ,光吉さくら,劉慈欣,大森望,泊功読みたい - 2025年12月30日
三体3 死神永生 上ワン・チャイ,光吉さくら,劉慈欣,大森望,泊功読みたい - 2025年12月30日
三体2 黒暗森林 下上原かおり,劉慈欣,大森望,泊功,立原透耶買った読みたい - 2025年12月30日
三体2 黒暗森林 上上原かおり,劉慈欣,大森望,泊功,立原透耶買った読みたい - 2025年12月21日
プロジェクト・ヘイル・メアリー 下アンディ・ウィアー,小野田和子,鷲尾直広読み終わった読了面白かったーー!!! ⚠️以下、ネタバレあるのでご注意ください。 最後の、16年後にようやく結果がわかった時のカタルシスがすごかった。泣いた。人生をかけてやり遂げたことが実を結び報われたことへの深い感動とカタルシス。 この作品は特に二つの発想が本当にすごいと思う。 1. ◯が◯◯に感染するという発想 2. ◯◯◯◯で◯◯◯◯に居るところから始まること この二つの素晴らしすぎるアイディアを肝にストーリーが展開し膨らんでいく。 そして、自分一人の肩にかかったあまりにも重すぎる責任と、孤独な戦い。そんな孤軍奮闘の状況で出逢うことができた全く同じ立場の仲間。生まれも文化も何もかもが違うのに、他の誰とも共有することのできない孤独と重責を分かち合うことができる存在と出逢えた奇跡。そりゃ最高のバディにもなる。 あと、面倒な手続きなどの描写を極限まで簡略化して読みやすくする為に、全ての権限を与えられている決定者を作ってしまうところもうまいな〜 - 2025年12月18日
プロジェクト・ヘイル・メアリー 上アンディ・ウィアー,小野田和子,鷲尾直広読み終わった読了色々なところで言われているように、『星を継ぐもの』と巨人シリーズが好きな方にはとてもおすすめ。 ものすごく面白いが単行本は重くて読みづらいな。やはり文庫が読みやすい
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