ON "PRIZE-プライズー" 2026年5月25日

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@on-11
2026年5月25日
PRIZE-プライズー
天羽カイン先生、冒頭のシーンのせいでいいイメージを持てなかったけど、嫌いになれないな、と思った。あんまり共感みたいなことはできず、出版業界や作家や編集者や賞の事情を、たんたんと眺めるように読んでしまった。最後の畳み掛けが良かった。主人公である「天羽カイン」に不思議な魅力があると思う。純粋に好きというには引っかかるキャラクターだけど、人間らしくて、でも変わっている人で、やっぱり「嫌いになれない」がしっくりくるかな。天羽カインの小説なのだなと(当たり前だが)最後まで読んで思った。小説家・天羽カインという人に、「賞」というものがぐるぐるめぐっていて切り離せないものなのかなぁと感じた。だから賞自体というより天羽カインと賞の話だな、と思った。
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