あめ "移民国家アメリカの歴史" 2026年5月26日

あめ
あめ
@candy33
2026年5月26日
移民国家アメリカの歴史
自分の中でのアメリカシリーズ。 アメリカを理解する上での大事な二大キーワードはキリスト教と移民だと思うのだけど、この本はタイトルにある通り、移民に焦点を当てた本。 アメリカの歴史の各段階で、移民してくる民族は違っている。 一番最初の移民はアングロサクソン系。彼らは時代の流れとともに特権階級的に振る舞い、後からやって来た移民(ドイツ系・アイルランド系・ロシア系など)を差別する。時代が進んで、さらに新しい移民(アジア系)がやってくると、今まで差別されていた側はある意味中間管理職的(?)立ち位置に昇進、新しい移民を差別。この流れが脈々と受け継がれていく様子がよくわかる。 アジア系移民の中でも中国系と日系は位置付けが少し違うことと、日系移民のアメリカでの、とくに第二次大戦期の「敵性移民」としての激しい差別の歴史の詳細を知ることができた。 移民の国で、なぜ新しい移民は差別されるのか。古い移民はなぜ特権階級的に振る舞うのか。その背景も含めてアメリカへの理解が一段深まった感。
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