
saki
@53hon_to
2026年5月25日
本と子どもが教えてくれたこと(988)
中川李枝子
買った
読み終わった
『ぐりとぐら』や『いやいやえん』など、数々の名作を生み出した中川さんの自叙伝。まるで隣に座ってお話を聞いているかのようだった。
子どもを一人の人間として見つめる、中川さんのご両親の教育がまずすばらしいし、家族の愛情とたくさんの本ではぐくまれた「まずは飛び込んでみよう!」という中川さんの好奇心もすてき。そのワクワクが今もなお絵本や童話を通じてたくさんの子どもに伝わっているのだなぁと感じた。創作をする身としては、「子どもの本の書き方は教わってわかるものではない。図書館の本を全部読んで、自分でつかむもの」という言葉に励まされた。
姉が使っていた国語の教科書に載っていた『くじらぐも』の作者が中川さんだったのをはじめて知り(わたしの教科書は角野栄子さんの『サラダでげんき』が載っていたことも思い出した)、さらにその物語に込められた思いを知り、ただただ感動。平和であってほしい、どの国もどの場所もどの子どもも、みんな。
