木一
@koob
2026年5月26日
読み終わった
哲学の知識がまるでない自分にとっては難しい所もあり途中で挫折しかけたが、全ての章が伏線回収のように繋がっているので「あとがき」に辿り着いた時には読んでよかった〜という気持ちでいっぱいになる本だった。
スマホに依存する心境が解かれていくところも(身に覚えがあるのもあり)面白かったが、サブタイトルにある「失われた孤独」が主題なのでは?と思うほどに「孤独」と「寂しさ」についての話が興味深かった。
自分が今まで感じていた「寂しさ」が急に形になって現れたと思うくらい、「寂しさ」への解像度が上がった。振り回されるほどの「寂しさ」に苛まれているとき、他者を強く必要としているようで、実はそうではなかったのだ。
スマホで即時的な楽しさに浸かってしまう人だけではなく、ふとした時にやってくる正体が分からない「寂しさ」を抱えている人にも発見がある本ではないだろうか。
本文でも度々書かれていたが、「孤独」は「寂しさ」に転じる可能性がある所も肝に銘じておきたい。
