木一
@koob
- 2026年4月5日
きらきらひかる江國香織読み終わったタイトルがぴったりと当てはまるような物語。読んでいる間はよく晴れた晴天の空と、紺色の夜空が交互に頭に浮かんでいた。 睦月と笑子と紺。みんな、柔らかな毛布に包まれているようで、傷ついている。 大事な局面を迎える時でも、どこかカラッとした乾いた空気が流れていて、また読み返したくなるような心地の良い読後感だった。 - 2026年3月28日
生まれた時からアルデンテ平野紗季子読み終わった数ページ呼んでみただけで偏愛と言えるほどの食に対する強い熱意が伝わってきた。面白かったのが、読んでいると「いや、でもさあ、」と反論したくなるような反発心が生まれてきた所。食べることは好きだけれど筆者ほどの情熱はないなあと思いながら読み進めていたのに、自分も知らないうちに食への強めのこだわりが存在していることに、この本を通して気が付いた。それでも、好きなお店が紹介されていると口角が上がるし、共通点みたいなものを見つけると嬉しくなる。両極端の感情に出会える本。 - 2026年3月20日
私とは何かーー「個人」から「分人」へ平野啓一郎読み終わった人は多面体的な生き物=ある人に対して意外性を感じた時、それはその面が今まで「見えていなかった」という認識でいたが、この本を通してより考えが深まった。客観的に捉えられる他者だけではなく、自分でさえも、確かに人によって自分の個性・性格が(わずかな差でも)変わる。日常的に意識して切り替えるものではないと思うが、本書でも述べられているように、困難を感じる環境に立った場合に「(その環境での)分人」に着目して考えを整理するのは有用そうだ。 - 2026年3月13日
一汁一菜でよいという提案土井善晴読み終わった料理について書かれた本だと思って読み始めた。料理がを中心とした話ではあるけれど、日本人の姿勢についても書かれているようで面白かった。 季節の移り変わりに鈍感に過ごすのは楽だけれど、せっかく四季折々色んな食材を楽しめるのだから簡単な一品でも取り入れていきたい。 - 2026年3月8日
- 2025年11月15日
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