
yuho
@yu_yu_00
2026年5月26日
モモ
ミヒャエル・エンデ,
大島かおり
本当に、心に痛いくらい響くお話だった。
昨年末から今年にかけて、人との関係のなかで「人生の時間」について深く考えている。
おそらく、36年生きてきたなかでここまで感じたのは初めて。
ブラックな会社で働きつづけ、同僚が亡くなってもそのまま続けようとする彼と完全に別れた。
彼の決めたことと私の感覚が大きく違うことをやっと受け入れた。
また、知り合いが40代で亡くなった。
闘病中も、最期まで働いていた。最期まで、娘さんのことを想っていた。
20代に学校教員をしていたときには、常に子どもたちを「あるべき姿」に近づけようとする空気に違和感があって、最終的にその場にいることが苦しくなった。
いろんな人や出来事と出会い、私自身、人生の時間についてたくさんたくさん考えている。
本当の意味で、明日旅立つとしても後悔なく生きたい。出来るだけ、自分の好きなこと、楽しいと感じることをしたい、心地いい人たちと過ごしたい。
美味しいものや美しいものをゆっくり味わいたい。
積読していたMOMOをこのタイミングで読んだことも、流れの中でピッタリなのだろう。
特に、自分を失ったジジとモモが再開する場面が涙。あの悲しさ、すごくわかる。
でも、物語でモモはさいごまでモモとして生きることを選択して世界を取り戻した。
本当にすごい。
この作品が世界中でベストセラーであることが、私にとって大きな救い。
エンデの作品、他にも読んでみたい。

