
yuho
@yu_yu_00
- 2026年9月28日
ムーミン谷の彗星 [新版]トーベ・ヤンソン,下村隆一,冨原眞弓,山室静読み終わっただいすきなムーミンシリーズ。 9作のなかでも初期の作品で、トーベ•ヤンソンが何度も書き直してきたものみたいです。 それだけ心を込めて書かれた一作。 ムーミンママ、ムーミンパパに愛されて、信頼されているムーミンは、自分にとって大切なものを大切にするために立ち向かいます。 スナフキンと出会い、スノークのおじょうさんと出会い… 素直に思いを表現しながら、怖くても疲れても、ムーミンは「きっと大丈夫だ」と確信していました。 臆病で泣き虫なスニフも本当は周りに愛されているのに「なんでい、なんでい」とムーミンを羨んでいることがしばしば。 そんなスニフの気持ちもわかる。 だからこそ、さいごのシーンは感動しました。 よかったね、スニフ。 スナフキンの名言がいくつも。 やっぱり光っていました! - 2026年9月19日
- 2026年9月7日
私たちはみんな、失敗を知っているこだま,北尾マーモット,小指,川内有緒,末井昭,村井光男,白石果林,百万年書房,花田菜々子,野口理恵読み終わった百万年書房の本、すきです。 人それぞれの失敗。 人それぞれの人生と今。 振り返って何を思うのか。 とてもいい本でした。 - 2026年9月6日
読み終わったたくさん感情が動き、涙が出ました。 それくらい、高岡さんがご自身のほんとうのことを一つ一つ言葉にして書かれていました。 経験していることは違っても、とても近い感情を抱いてきたので、色んなことを思い出しました。 小さい頃から親の喧嘩を見る中で、二人の伝書鳩になったり、気を遣ったりしながらなんとか家庭を保とうとしていたこと。 20代は母が病気が大変だった時、私しか助けられる人はいないと思って孤独の中で頑張ったこと、離婚して新しい家庭ができていた父親に初めて悩みを打ち明けた日のこと、その時の言葉。一般的に一番若くて楽しいと思われる時代が一番生きてるのが辛かった。 高岡さんの経験とは違っていても、一つ一つの言葉がとても響く。それは高岡さんの、すべての経験から身体や心を通して生まれたからだと思います。 大学生で学校ボランティアをしていた時、教員をしていた時はいつも過去の自分に似た雰囲気のある子を心配していました。 それでも、教員として出来ることに限りがあり、自分の自己満足じゃないかとか、何が出来るのかと分からなかった事もたくさんありました。 特別支援学校で重度重複障害のある子どもたちの担任をした時も、わたしは学校で仕事として関わっている時間だけだけど、24時間365日、医療的ケアをしながら身体介助をしているご家族を思うと言葉にならない思いだけがありました。 高岡さんが、子どものころの用務員の方やキャリアカウンセラーのYさんと出会って経験した感情や安心や、宝物として残っている事もすごく心が打たれました。 わたしも子どものころ、家では安心できない時もエレクトーンの先生はいつも優しく受け入れてくれました。 あと、34歳で家族としんどかった時に言葉をかけてくれたはるちゃんという女性がいたこと。 高岡さんが後半でお父様から言われた言葉みたいに、はるちゃんは私に無条件で存在を肯定してくれました。 そんな人が人生にいるんだってくらい私には大きな大きな経験でした。 書くことがありすぎて、全然収まらないし付箋もたくさん貼りすぎて。 土門蘭さんの『ほんとうのことを書く練習』を読んだからこそ、高岡里衣さんのこの本を読んで、何がほんとうなのかがとても感覚的に受け取ることができたと思います。 高岡さんの好きな文章たくさんありますが、とくにこの部分。 「…でも、今のわたしを取り巻く環境や周囲の人たちは、この人生でないと出会えなかった。」 とてもとても響きました。 最初から最後まで、本を通して自分と対話していました。 - 2026年8月31日
ほんとうのことを書く練習土門蘭読み終わったほんっっっとに、素晴らしい本でした📕 たくさん素敵な本に出会ってるけど、2026年で一番感動した本になりそう。 実は前から気になりつつあったんですが、なかなか買わずに後回しにしてました。 でも今回、読書会があり「タイミングきたっ!」と開くと「わぁぁぁぁ」で。 「こんな本が読みたかった」「書くことって、ほんとに生きることなんや」「わたしはわたしとして生きてて良かったんや」「唯一無二の体験から人とつながって、また自分が深まるんや」と、一気に読みました。 内容は深いけど、文章は大変読みやすいです。 土門さんの『死ぬまで生きる日記』も合わせて読んでる途中で、やっぱりわたしは書いてる人の「その人から生まれた言葉」「ほんとうの言葉」を感じることが大好きなんだとわかりました。 『自分に興味を持ち続け、問い続け、答え続けること。その一連の活動が「書く」ことだ。』 『私たちは書くことで「ふたり」になり、読まれることで「ひとり」になる。そして他の「ひとり」と出会い、以前よりずっと豊かな「ひとり」に変わっていく。』 こんなふうに感動する言葉がたくさんあって、付箋貼りすぎて訳分からんくらい笑 毎日「誰にも見せない日記」を書いていきたい。 - 2026年8月26日
読み終わったやっと読んだ本。 初めてZINEで見たときから、タイトルが心にぶっ刺さってました。 家族構成はちがうし、世奈さんと違って私は1人っ子でしたが、すんごーーーく似てる。 なんか、もう1人の自分を見てる感覚でした。 私も29歳くらいで『良い子で居続ける辛さ』とか人生の崩壊とかを体験して、精神的に落ち込んで学校教員もやめて、そこから仕事は転々としたので重なることが多かった。 そして、親との関係や小さい頃からの心の癖とか役割を大人になっても続けてたんやなーとか、だから苦しかったんやなーとか、親に伝えてみても上手くはいかないんやな、ちょうどいい距離とか境界線って大切なんやなーとか。 そうやって歩んできました。 30代入ってから、やっと反抗期きた!みたいな笑 というより、反抗したかったし本当は言いたい事も聞いて欲しいこともあったけど、家庭的にそれは無理だったから、中高生のとき反抗期はパスしてたな。 世奈さんのこの本を読んで、すごい共感したし、自分だけじゃなくて、こうやって向き合って自分の人生を生きようとしてる人が他にもたくさんいるんやって思えた。 『「幸せになれるんじゃなかったのかよ」という言葉が、今ではどこか他人軸で、他人任せに聞こえる。そうじゃなくて、これからは自分自身で、自分軸で、私を幸せにしていくんだ。』 『良いことも悪いことも、全部ひっくるめて私の人生だと引き受ける。また新しい傷ができたとしても、ちゃんとケアして、一緒に未来に連れていく。…新しい自分を、私が私に見せていきたい。そう思えている自分が面白いし、好きだと思うことができる。』 この文章が特に好き。 世奈さんの内側から出てくる、世奈さんのことばに魂が宿ってるというか、なんて表現したらいいかわからんけど。こういう本が読みたい。 「全部ひっくるめて私の人生」てめっちゃわかる。 めっちゃ辛かったけど、めっちゃ辛かったからこそ、気づいた喜びもたくさんあった。 本当の自分に出会い直して、また新しい人たちと出会っていくのもすごく幸せなことで。 世奈さんみたいに、苦しい物事や人間関係を見つめて境界線を大切にして、どんな自分も否定せずに、自分の人生に舵を切る人間がわたしは、めっちゃくちゃ好きなんだと思います。 それはエッセイでも小説でも関係なく。 最近読んだ『夏物語』(川上未映子)や『傲慢と善良』(辻村深月)に通じるものがある感じ。 はあ。読んでよかったー! いつも最善のタイミングでちゃんと読めるように本がやってきてくれるから。 それをこれからも信頼して、読んでいきます📙 - 2026年8月18日
黙って喋ってヒコロヒー読み終わった「ばかだねぇ」「紙ストローって誰のために存在してんの」「春香、それで良いのね」「黒じゃなくて青なんだね」が特に刺さったなあ。 最後のはなしで、 「私は遥希が好きだったけれど、遥希が側に置いていた私という人間はいったい誰だったのだろうか。私が私の何かを遥希のために変えたり取り繕ったりしなくとも、という思いが、後から後からこぼれてくる。でも私というものと引き換えに遥希のそばにいることを選んできたのもまた、私でしかなかった。」 この文章がすき。 どんなにしんどい状況とかキツイ相手やったとしても、大人になった一人の人間として、自分で選んだことに立ち返って、「ほんならこれからどうしよか」「わたしはどうしたいん」って選び直そうとするのがすき。 あとがきでヒコロヒーの言葉。 「…何しとんねん、しゃんとせいよ、と思いながら書いていた。共感しました、と言ってくれる人たちには必ず、おい何を言うとんじゃ、幸せになってくれよと言っていた。 …彼らは鬱陶しく、しゃらくさく、生半可で、気持ち悪く思われるだろうが、そういう瞬間も、決して美しくはないがきちんと輝いているように考えたかった。」 めっちゃすきやわーてなった。 バラエティとかで見てても好きな芸人さんで、ヒコロヒー出てるなら見よかなとかいう存在やったので、なるほどの一冊。 信頼できる作家さんでした! - 2026年8月15日
夏物語川上未映子夏物語を夏の間に読むためには、この連休しかないと思い読みました。 『傲慢と善良』から続いたので、ビシバシくるものが大きく、この本もすごかった。 過去に起きたこととか寂しかったこととか苦しかったこととか、誰に分かってもらえなかったとしても、こういう本を書く人がいて、こういう本を読む人がいる世界なら生きられるかもしれんって思うような本。 川上未映子さんは私にとって信頼できる作家さんだと、ひしひし思った。 考えると、赤ちゃんとしてこの世に誕生して、14年やそこらで赤ちゃんを産める身体になるって不思議。なんでやろ。 私の両親は21くらいで結婚してなかなかできなくて、26くらいで不妊治療して諦めかけたときに私ができた。 それやのに、喧嘩ばっかりで辛かったんはなんでなん。傷つけあってばかりやったのを見てたなあ。 ああ、川上未映子節に影響されて関西弁が。 わたしはわたしの人生に引き寄せてしか読書の感想が書けない。 前から思ってたけど、そうなんやなーと改めておもうし、それでもいいやんって思った。 分厚いけど、いい本。読んでよかった。 - 2026年8月13日
傲慢と善良辻村深月読み終わったお守りのような一冊に出会えた。 ほんとに読んで良かった。 真実とは家庭の状況はちがうけど、私自身が「いい子」をすることを小さいから身につけすぎて、共感しまくりで。 親に対して「彼らを裏切って外に行くことの罪悪感」と作中にあって解る。 出来事は違っても、考えてきたことや向き合ってきたことがとても近い。 辻村深月さんは、『ファイア•ドーム』に続いてまだ2作目ですが、奥の深い暗いところに懐中電灯をあてる、みたいなのがとても上手い。 30代前半で読んでたら全治5ヶ月だったかも笑 でもそれくらい痛くて優しい。 後半の真実の変化がすごく尊い。 わたし自身エールをもらいました! - 2026年8月5日
- 2026年7月29日
ムーミン谷の十一月 [新版]トーベ・ヤンソン,冨原眞弓,鈴木徹郎読み終わった夏ですが、秋から冬へと深まる『ムーミン谷の十一月』を読みました。 どのムーミンを読んでも思いますが、今回も「だから好きなんだよなぁ」と感じました。 最後にホムサがムーミンママを理想化せず、いろんな面があってママであることを理解して、ムーミン一家の帰りを待つところが感動します。 好きなことば----⚪︎----⚪︎--- ♡ミムラに生まれて、ほんとうによかったわ。 頭のてっぺんから足の先まで、とてもいい気持ちだもの(ミムラ) ♡あの人たちだって、うるさいことはうるさいんです。おしゃべりだってしたがります。どこへ行っても出くわします。 でもいっしょにいても、ひとりっきりになれるんです。(スナフキンの場面) ♡わたし、おそうじせずにはいられなかったの。みんなだってそうしなくちゃ! したくてたまらないことをすればいいんだわ。 (フィリフヨンカ) ----⚪︎----⚪︎----⚪︎----⚪︎--- 心がそわそわしていましたが、そんな時もムーミンを読むと落ち着きました。 本を読めることって、とてもありがたいなと思います。☕️ - 2026年7月12日
BUTTER柚木麻子読み終わった新潮社から出ていた時から、書店で見かけては気になりつつ読まなかった本。 河出書房新社から文庫本が出版されて、新しい表紙になって、遂に読みました。 世界中、特にイギリスで広がっているのを聞いて、何があるのか知りたくて。 結果、読んでよかった!! わたしは女性として生まれて生きてきたのもあって、やっぱり感じることとか無意識に住みついてるものがあるなと思った。 例えば、知ってることを知らないフリしたり、強さもあるのに弱いフリしたりしたこともあった。 それは何となくだけど、父親だとか男性との関係のなかで、そうしないと関係が崩れるような思い込みがあった。(実際そう思い知ることもあった) でも、そういう上辺みたいなのはもう無理だし、したくないと私も変わりはじめていたので、タイミング良かった。 主人公の里佳が、被告人カジマナに惹き込まれていくなかで、里佳自身の思い込みや窮屈さについて感じて疑問が生まれて、少しずつ変化していくのがいい。 カジマナはかなりぶっ飛んでいたし、どう考えても35歳ぽくはないと思うのは、私の年齢が関係してるのか。 実際にあった事件を題材にしてあるとも知り、色々考える一冊。 ファイア・ドームからのBUTTER。 かなり濃厚な読書が続いたので、ちょっとご飯系のホッコリを読みたい笑 - 2026年7月6日
きみは赤ちゃん川上未映子読み終わった良い本でした。 笑い、泣き、泣き、泣き。 川上未映子さんの言葉がグッときます。 命って、出産って、本当に奇跡だと 改めて思い知ります。 【命】【煌めき】【現実】【身体】 - 2026年7月4日
- 2026年7月2日
愛の夢とか川上未映子読み終わった川上未映子さん二冊目。 多分、川上さん好きだ。 なんと言うか、川上未映子さんの文章ならではの、独特の雰囲気がある。 景色や人の描写がすごいと思う。 こんなフレーズ読んだことない、みたいな感覚。 日本語で読めてよかった、みたいな。 短編集で、心に残る話が多かった。 【繊細】【描写】【世界観】 - 2026年6月29日
ファイア・ドーム(下)辻村深月読み終わったこの本を読んでいくうちに「ミステリーだけどミステリーじゃない」と感じました。 なんというか、事件も気になるし犯人も気になるし、展開が気になってとまらないのだけれど、メインはそこじゃない。 人間そのものが最初から最後まで、深く深く、丁寧に書かれていました。 物語のテーマとなっている「噂」についても、「身近な場所で起きた事件に対する興味や好奇心」がいかに人を傷つけて、真実から逸れていくのかという痛み、「人間の危うさ」を思い知ります。 でも、その「危うさ」は一部の人間にあるものではなくて、人間のなかにあるもので、言ってしまえば誰のなかにもある。(わたしのなかにも) 特定の誰かの問題として糾弾するのではなく、そこを冷静に書かれていたのがすごいと思いました。 そして、その人間の「危うさ」だけをクローズアップするのではなく、同時に人間に備わっている「温かさ」にもちゃんと目を向けていく。 そのバランスが本当に素晴らしくて、そこがミステリーだけで終わらない部分に感じます。 (上巻・下巻とボリュームがありますが、事件の真相が明確になったのが、想像していたよりも早かったです。 残りのページ数を見て、ここから書きたいことがあるんだ、という辻村さんの気迫みたいなものを感じながら読みました。) 特に、おじいさんが山で言った「ありがとう」のところ。(かなりぼかしてます)本当に心に残りました。 あと、記者である中心人物がこれからの自分の仕事について、記者としてどう生きていきたいのか、事件を通して気づいていくところも涙が出ました。 読んでよかった本です。 【危うさと温かさ】【人間】 - 2026年6月29日
ファイア・ドーム(上)辻村深月読み終わった - 2026年6月21日
すべて真夜中の恋人たち川上未映子読み終わった川上未映子さん初。 恋愛系小説をあまり選んでこなかったけど 素晴らしかった。 情景や心情の描写が他にないような… 繊細で美しかった。 「だれかにただ見守られながら泣くこと」 ここは、わたしも数年前に体験して感じることがあったので、すごく響いた。 終わり方も好き。 自分の内側から出てくるそのままの言葉、 尊さを感じる。 【自分】【本当のことば】【変化】 - 2026年6月20日
魂の退社 会社を辞めるということ。稲垣えみ子読み終わった面白くてあっという間に読んでしまう。 クレカ作る時には勤務先が必要なこと (勤務先に電話するわけでもないのに) 退職する前に新しい家を契約すること (契約さえすれば無職になっても申告しない) 今まで何となくやってきたことが 作者の「会社社会」の提言で浮き彫りになった。 いやいや、そうそう、 そーいうもんかと思ってたけど!!て。 なんか変よなぁ。 国保とか年金のことも。 「痛快」という言葉がピッタリの本。 そして私みたいな人間には希望もわく。 「つながるためにはまず1人になることが必要なんだ。」 この言葉が本質だと思う。 【会社とは】【仕事とは】【自由】【喜び】 - 2026年6月18日
リカバリー・カバヒコ青山美智子頭、口、耳、足、目… 身体とココロ。 深くつながっていて 身体はサインをくれる。 経験しているのでよくわかる。 「人はやっぱり、見たいものだけ見たいようにみているのかもしれない」 その通りだなと思う。 だからこそ、自分が何を見て 何を意識して心を向けているか 自分で感じていたい。 やっぱり青山美智子さん好き。 【からだ】【こころ】【見え方】
読み込み中...
