
yuho
@yu_yu_00
- 2026年8月13日
傲慢と善良辻村深月読み終わったお守りのような一冊に出会えた。 ほんとに読んで良かった。 真実とは家庭の状況はちがうけど、私自身が「いい子」をすることを小さいから身につけすぎて、共感しまくりで。 親に対して「彼らを裏切って外に行くことの罪悪感」と作中にあって解る。 出来事は違っても、考えてきたことや向き合ってきたことがとても近い。 辻村深月さんは、『ファイア•ドーム』に続いてまだ2作目ですが、奥の深い暗いところに懐中電灯をあてる、みたいなのがとても上手い。 30代前半で読んでたら全治5ヶ月だったかも笑 でもそれくらい痛くて優しい。 後半の真実の変化がすごく尊い。 わたし自身エールをもらいました! - 2026年8月5日
- 2026年7月29日
ムーミン谷の十一月 [新版]トーベ・ヤンソン,冨原眞弓,鈴木徹郎読み終わった夏ですが、秋から冬へと深まる『ムーミン谷の十一月』を読みました。 どのムーミンを読んでも思いますが、今回も「だから好きなんだよなぁ」と感じました。 最後にホムサがムーミンママを理想化せず、いろんな面があってママであることを理解して、ムーミン一家の帰りを待つところが感動します。 好きなことば----⚪︎----⚪︎--- ♡ミムラに生まれて、ほんとうによかったわ。 頭のてっぺんから足の先まで、とてもいい気持ちだもの(ミムラ) ♡あの人たちだって、うるさいことはうるさいんです。おしゃべりだってしたがります。どこへ行っても出くわします。 でもいっしょにいても、ひとりっきりになれるんです。(スナフキンの場面) ♡わたし、おそうじせずにはいられなかったの。みんなだってそうしなくちゃ! したくてたまらないことをすればいいんだわ。 (フィリフヨンカ) ----⚪︎----⚪︎----⚪︎----⚪︎--- 心がそわそわしていましたが、そんな時もムーミンを読むと落ち着きました。 本を読めることって、とてもありがたいなと思います。☕️ - 2026年7月12日
BUTTER柚木麻子読み終わった新潮社から出ていた時から、書店で見かけては気になりつつ読まなかった本。 河出書房新社から文庫本が出版されて、新しい表紙になって、遂に読みました。 世界中、特にイギリスで広がっているのを聞いて、何があるのか知りたくて。 結果、読んでよかった!! わたしは女性として生まれて生きてきたのもあって、やっぱり感じることとか無意識に住みついてるものがあるなと思った。 例えば、知ってることを知らないフリしたり、強さもあるのに弱いフリしたりしたこともあった。 それは何となくだけど、父親だとか男性との関係のなかで、そうしないと関係が崩れるような思い込みがあった。(実際そう思い知ることもあった) でも、そういう上辺みたいなのはもう無理だし、したくないと私も変わりはじめていたので、タイミング良かった。 主人公の里佳が、被告人カジマナに惹き込まれていくなかで、里佳自身の思い込みや窮屈さについて感じて疑問が生まれて、少しずつ変化していくのがいい。 カジマナはかなりぶっ飛んでいたし、どう考えても35歳ぽくはないと思うのは、私の年齢が関係してるのか。 実際にあった事件を題材にしてあるとも知り、色々考える一冊。 ファイア・ドームからのBUTTER。 かなり濃厚な読書が続いたので、ちょっとご飯系のホッコリを読みたい笑 - 2026年7月6日
きみは赤ちゃん川上未映子読み終わった良い本でした。 笑い、泣き、泣き、泣き。 川上未映子さんの言葉がグッときます。 命って、出産って、本当に奇跡だと 改めて思い知ります。 【命】【煌めき】【現実】【身体】 - 2026年7月4日
- 2026年7月2日
愛の夢とか川上未映子読み終わった川上未映子さん二冊目。 多分、川上さん好きだ。 なんと言うか、川上未映子さんの文章ならではの、独特の雰囲気がある。 景色や人の描写がすごいと思う。 こんなフレーズ読んだことない、みたいな感覚。 日本語で読めてよかった、みたいな。 短編集で、心に残る話が多かった。 【繊細】【描写】【世界観】 - 2026年6月29日
ファイア・ドーム(下)辻村深月読み終わったこの本を読んでいくうちに「ミステリーだけどミステリーじゃない」と感じました。 なんというか、事件も気になるし犯人も気になるし、展開が気になってとまらないのだけれど、メインはそこじゃない。 人間そのものが最初から最後まで、深く深く、丁寧に書かれていました。 物語のテーマとなっている「噂」についても、「身近な場所で起きた事件に対する興味や好奇心」がいかに人を傷つけて、真実から逸れていくのかという痛み、「人間の危うさ」を思い知ります。 でも、その「危うさ」は一部の人間にあるものではなくて、人間のなかにあるもので、言ってしまえば誰のなかにもある。(わたしのなかにも) 特定の誰かの問題として糾弾するのではなく、そこを冷静に書かれていたのがすごいと思いました。 そして、その人間の「危うさ」だけをクローズアップするのではなく、同時に人間に備わっている「温かさ」にもちゃんと目を向けていく。 そのバランスが本当に素晴らしくて、そこがミステリーだけで終わらない部分に感じます。 (上巻・下巻とボリュームがありますが、事件の真相が明確になったのが、想像していたよりも早かったです。 残りのページ数を見て、ここから書きたいことがあるんだ、という辻村さんの気迫みたいなものを感じながら読みました。) 特に、おじいさんが山で言った「ありがとう」のところ。(かなりぼかしてます)本当に心に残りました。 あと、記者である中心人物がこれからの自分の仕事について、記者としてどう生きていきたいのか、事件を通して気づいていくところも涙が出ました。 読んでよかった本です。 【危うさと温かさ】【人間】 - 2026年6月29日
ファイア・ドーム(上)辻村深月読み終わった - 2026年6月21日
すべて真夜中の恋人たち川上未映子読み終わった川上未映子さん初。 恋愛系小説をあまり選んでこなかったけど 素晴らしかった。 情景や心情の描写が他にないような… 繊細で美しかった。 「だれかにただ見守られながら泣くこと」 ここは、わたしも数年前に体験して感じることがあったので、すごく響いた。 終わり方も好き。 自分の内側から出てくるそのままの言葉、 尊さを感じる。 【自分】【本当のことば】【変化】 - 2026年6月20日
魂の退社 会社を辞めるということ。稲垣えみ子読み終わった面白くてあっという間に読んでしまう。 クレカ作る時には勤務先が必要なこと (勤務先に電話するわけでもないのに) 退職する前に新しい家を契約すること (契約さえすれば無職になっても申告しない) 今まで何となくやってきたことが 作者の「会社社会」の提言で浮き彫りになった。 いやいや、そうそう、 そーいうもんかと思ってたけど!!て。 なんか変よなぁ。 国保とか年金のことも。 「痛快」という言葉がピッタリの本。 そして私みたいな人間には希望もわく。 「つながるためにはまず1人になることが必要なんだ。」 この言葉が本質だと思う。 【会社とは】【仕事とは】【自由】【喜び】 - 2026年6月18日
リカバリー・カバヒコ青山美智子頭、口、耳、足、目… 身体とココロ。 深くつながっていて 身体はサインをくれる。 経験しているのでよくわかる。 「人はやっぱり、見たいものだけ見たいようにみているのかもしれない」 その通りだなと思う。 だからこそ、自分が何を見て 何を意識して心を向けているか 自分で感じていたい。 やっぱり青山美智子さん好き。 【からだ】【こころ】【見え方】 - 2026年6月15日
本をともす小谷輝之読み終わった葉々社の小谷輝之さんの著書。 新刊書店を開店して日々丁寧に仕事に向き合ってこられた軌跡を読めた。 目の前のお客さんのためになっているかどうか、この視点からブレない姿勢。 利益率の低い書店運営、現実的に見つめる視点。 こうやって『本をともす』人がいることが、どれだけ街を、暮らす人々を豊かにしているか。 心がジーンとしました。 いつか小さい書店をしたいけれど、どうすれば可能かを考えるヒントが詰まっていました。 【丁寧】【仕事】【人と人】 - 2026年6月11日
あなたと食べたフィナンシェ加藤千恵読み終わった短編集。すごく好きな感じ。 お話の最後に短い一文があって、その言葉が響く。 「こんなとこで寂しがってる場合じゃない。やっと一人になれたんだから」 この言葉が今の私に一番響いた。 おばあちゃんが急に亡くなった話のとき、数年前に見送ったハッピー(ポメラニアン)や猫のことを思い出した。 思いがけず涙が出てきて、閑散としたカフェで泣いた。 加藤千恵さんの言葉は、不思議な力があると思う。 【胸に響く】【思い出】【言葉】 - 2026年6月11日
何も起きない夜日記月と文社読み終わった17人の人が平日の夜に書いた日記。 自分と似た感覚の人、全く異なる感覚の人、当たり前だけれど様々なんだと実感。 それが良かった。 飾らない内容で、それぞれの人生があって、生活があって生きているということが味わえる。 【生活】【日常】【それぞれに】 - 2026年6月8日
お探し物は図書室まで青山美智子面白くて一気読み。 悩んだり迷ったりしている登場人物に対する、司書•小町さゆりさんの言葉が後から効いてくる。 特に三章、夏美の物語は自然と涙が出た。 結婚も出産もしていないけど、わかると思う事があったし、自分自身の転職経験とも重なっていた。 筆者のメッセージカードも、今の私にピッタリだった。 「ヒントはいつも、寄り道、迷い道でひょこっと現れる」 人生の真理なんじゃないかな。 青山美智子さん、また読みたい。 【大丈夫】【広がる】【つながる】 - 2026年6月3日
シンプルに生きる: 変哲のないものに喜びをみつけ、味わうドミニック・ローホー,Dominique Loreau,原秋子「充分だと思う者には、常に充分与えられている」老子 本当にその通りだと思った。 それくらいシンプルなのが人生なのではないか。 食べて寝て、自分を大切にする。 そのことが自然と、人や世界を大切にすることに繋がる。 文章もシンプルで良い本だった。 【人生】【喜び】【幸せ】 - 2026年6月1日
- 2026年5月26日
モモミヒャエル・エンデ,大島かおり本当に、心に痛いくらい響くお話だった。 昨年末から今年にかけて、人との関係のなかで「人生の時間」について深く考えている。 おそらく、36年生きてきたなかでここまで感じたのは初めて。 ブラックな会社で働きつづけ、同僚が亡くなってもそのまま続けようとする彼と完全に別れた。 彼の決めたことと私の感覚が大きく違うことをやっと受け入れた。 また、知り合いが40代で亡くなった。 闘病中も、最期まで働いていた。最期まで、娘さんのことを想っていた。 20代に学校教員をしていたときには、常に子どもたちを「あるべき姿」に近づけようとする空気に違和感があって、最終的にその場にいることが苦しくなった。 いろんな人や出来事と出会い、私自身、人生の時間についてたくさんたくさん考えている。 本当の意味で、明日旅立つとしても後悔なく生きたい。出来るだけ、自分の好きなこと、楽しいと感じることをしたい、心地いい人たちと過ごしたい。 美味しいものや美しいものをゆっくり味わいたい。 積読していたMOMOをこのタイミングで読んだことも、流れの中でピッタリなのだろう。 特に、自分を失ったジジとモモが再開する場面が涙。あの悲しさ、すごくわかる。 でも、物語でモモはさいごまでモモとして生きることを選択して世界を取り戻した。 本当にすごい。 この作品が世界中でベストセラーであることが、私にとって大きな救い。 エンデの作品、他にも読んでみたい。 - 2026年5月26日
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