だちょ子 "火星の女王" 2026年5月25日

だちょ子
@datyoco
2026年5月25日
火星の女王
ハードなSFではなく、ライトな感じ。 専門用語もあまり出てこないし、火星のコロニーという未知の空間ではあるが場所の情景について細かい説明があまり無く、どちらかと言えばSFというより人物の感情や関係にフォーカスしたやさしいミステリだったと感じた。 場所の情景や余計な事が削ぎ落とされていることに関しては、逆に想像力が掻き立てられて良かったと思う。知識や映像でのインプットが自分の中に無く色々と描かれると、それはそれで楽しいが読み進めるのに負担になってしまうためサクッとSFの空気感の読書を楽しめた。 フワッとした結末で、SFに慣れた人が読むと物足りないかもしれないが、入門にはいいかもしれない。 SF小説にありがちな最初のページに人物紹介や用語の説明が無いので、アルファベット三文字の略称がたくさん出てきた際に、文章中の意味は分かるし何のことかは分かるけど、何の略称だっけ?と気になってしまったときにページを戻って探さなくてはいけないのが面倒だった。
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