
さんがつ
@nepipi
2026年5月26日

藍を継ぐ海
伊与原新
読み終わった
短編集だけど、それぞれ、その土地ならではの歴史と登場人物の人生が絡んで紡ぎ出される物語。
読んでいて、いつかその土地に行って同じ風景を見てみたいな、と思った。
とくに、狼犬ダイアリーがよかった。
主人公が都会で疲れ、半ば逃げるように移住してきたけれど引きこもり状態でまともな会話は、母屋に住む小学生だけ。同じ移住者のネットワークにはキラキラして見えて積極的になれず、さらに悪循環というのがなんかわかるなぁと。そんな主人公が一筋の光を見つけて前向きになるラストもよかった。
