藍を継ぐ海

14件の記録
- CHIKI@YM71D2025年10月7日オーディブル満足5つの短編が収録。 『伊与原さんは、地球科学の研究者だったとのことで、科学的な見識がベースにあって、そこに人の生き方や想いや願いが巧みに折り重なって、魅力的な物語に仕立てられている』 とのことで。 なるほど、そうだったんだ! 細かいところ、本当に丁寧に解説もあって、きっとこの方の講義とか面白いんだろうな、と思ってしまった。 五つの話、どこかで交錯するのかと思いきや、、、なかった😅 でも、それぞれの主人公たちのキャラクターが実直で、すごく、引き込まれた。 『表題作「藍を継ぐ海」は、ウミガメの繁殖にまつわる物語。 海って世界中に繋がってるんだなあ、ってしみじみ思った。 ⭐︎心に響いた言葉⭐︎(本文引用) 好きなところで、気に入った場所で、生きたらええの』 まさに、これ! なにこのタイムリーな感じ! まさに、今読むべき、だったんだろうな、、、 地球科学?生物?地学?そんな学術的なこともなんだけど、小説だった! むしろ、こういうところで、心が動かされる。 いろんなしがらみに縛られないで、自由なウミガメのように生きてもいいって、すてきだなあ、、、
- Michika@0610shun2025年5月15日読み終わった圧倒的な自然の歴史と、 それを解明し共存ようとしてきた 人類の努力の積み重ねが 今につながっていると感じた! それをどう受け取っていくかは 自分に委ねられているという 内容もよかった!
- ひらこう@flatwell_47922025年3月18日かつて読んだいわゆる「田舎」で暮らす人々に焦点を当てた連作短編集。行ったことのない場所のはずなのに、光景が脳内に次々と浮かんでくる不思議。様々なサイエンスとの融合で紡がれていく物語は確かな美しさがあり、直木賞も納得のクオリティでした!!
- なないろ文庫☆みわ@nanairo-bookshelf2025年3月9日読み終わった直木賞@ 自宅(3月読了) 第172回直木賞受賞。 5つの短編が収録。 伊与原さんは、地球科学の研究者だったとのことで、科学的な見識がベースにあって、そこに人の生き方や想いや願いが巧みに折り重なって、魅力的な物語に仕立てられている✨ 「祈りの破片」、80年前原爆投下直後の瓦礫の山の中でコツコツと記録を取り続けた人の思いに胸打たれる。 表題作「藍を継ぐ海」は、ウミガメの繁殖にまつわる物語。 海って世界中に繋がってるんだなあ、ってしみじみ思った。 ⭐︎心に響いた言葉⭐︎(本文引用) 好きなところで、気に入った場所で、生きたらええの