ひとりごと "同志少女よ、敵を撃て" 2026年5月27日

ひとりごと
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@mio_1212
2026年5月27日
同志少女よ、敵を撃て
読む前は長い!長編!時間かかりそうと思っていたけれどあっという間に読了。 中盤からどんどん面白くなってきて最後の方は読み終わるのが惜しくなっていた。 第二次世界大戦を舞台にした作品で目を背けたくなるような描写は多々あったけれど平和な日本に生きている私達だからこそ目を背けず見る必要があるような、そんな責任感に駆られた。 ネタバレ注意⚠️ セラフィマにとっての真の敵ーー 幼い頃から自分と共にいた幼馴染。 イワノフスカヤ村の自分以外での唯一の生き残り。 誰よりも心優しく将来を共に誓っていた相手。 セラフィマは彼を殺した時どのような気持ちだったのだろう。 女性を救い復讐を遂げる、その一心で人喰いと言われようが何十人も敵を殺したセラフィマ。 ーー女性に暴行を働くくらいなら死んだ方がましだーー そう言った彼の瞳には嘘偽りない曇りない想いがあったはずなのに、 「戦争は人を悪魔に変えてしまう」 その一節が深く心に残っている。 悪魔と化した兵隊達は戦争が終わり平和になった時代こそ地獄のように感じるのではないだろうか。 人を殺すことに魅入られ何をするにも抵抗感を感じることがなくなった兵士達。 そんな彼女ら、彼らは戦争が生んだ被害者で一概にどちらが悪い、どちらが可哀想、そのような言葉を軽く言うことが躊躇われてしまう。 軽い言葉に聞こえてしまうかもしれないがやっぱり戦争は悪しか生まないし二度と起こって欲しくない、そう心から思わせられる1冊だった。
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