同志少女よ、敵を撃て
277件の記録
- S.H.@S_H_2026年4月6日読み終わったタイトルからソ連側から見た第二次世界大戦の対独戦を描いた作品であることは何となくわかっていて気になっていた作品 またこの作品の前に漫画版「戦争は女の顔をしていない」を読んでいた事もあり、女性兵士から見た戦争を丁寧に描いている作品だなと思った エピローグには個人的にしてやられたくだりがあり、非常に良かった


チュロステーション@churrostation2026年3月31日読み終わった面白かった!戦争は女の顔をしていないを読んだ方がいいなと思った。 ただ最後の方の展開は、描写がイマイチ乗り切れなかったというか、構造はすごく良く分かるんだけど気持ちの納得感がなくて、うーん……となってしまった もっと匂わせるくらいで良かった気がする
まみ@mami10122026年3月28日読み終わったまず自分の独ソ戦争の知識が乏しいこと、人名と土地名に聞き馴染みが無いのでこれはドイツ?ソ連?誰?どこ?と引っかかりながらも読了。 これが現実の独ソ戦争に即しているのかは分からないので置いといて(現地に住んだことがあるものとしてソ連の雰囲気はこんなんじゃない!とかなんかで見た)今までの全ての戦争でこういうことはあっただろうし、平常時絶対やってはいけないことを環境が変わると絶対的が変わるなんてなぜこんなにも人間は冷酷で残虐なんだろう。痛みも辛さも怖さも全部わかる同じ人間同士なのにね。 戦争は誰かが種を蒔き、巻き込まれた多くの普通の人たちが生活や自分、家族を守るために戦う。そしてまた誰かが煽りたて、復讐心を唯一の拠り所としてさらに戦う アイツらは残虐な悪魔なんだから何をしてもいい、俺たちが正義で正してやっているんだ 現代で起こっている戦争も変わらない、文明が進んでも同じことを繰り返している __集団で女を犯すことは部隊の仲間意識を高めて、その体験を共有した連中の同志的結束を強めるんだよ。 なんだよお前ノリわりぃな、はやくヤレよ とかいう低俗なノリで戦時下での性犯罪起こってんだ、知らなかった 女性である身としては後味悪いというか胸糞悪いというか、女であるということだけででこういう扱いに身に覚えありすぎるので腹立つ 戦争は女の顔をしていないというか戦争以前に社会自体がやはり男性社会なんだよな
yokackyの図書録@yokacky2026年3月28日読み終わったアガサ・クリスティー賞、本屋大賞など色々な受賞歴がある筆者のデビュー作品。 500ページ近くあるだいぶヘビーな戦争もの。主人公の女の子がどのような経緯でソ連の女性スナイパーになり、戦争の中で変わっていったか、生涯を追っていくような構想。 ミステリーというと違う気がするが、色々考えさせられる本だった。


mizuki@mizukikometa2026年3月12日読み終わったあまり馴染みのない「戦争小説」。 おもしろいらしいよ、と買ってきた夫に先んじて読ませてもらったけど、この本はただおもしろいとか、そんな類の本ではなかった。 読み終わる頃には登場人物たち一人ひとりを愛おしく感じてしまう自分がいた。 意外に印象に残ってるのはオリガの「自分を見失うな」だなぁ。 戦争の描写が軽いな、と思ったけど実際戦場で武器を持つ人たちの感覚はだんだんとそうなっていくのかもしれない。そうじゃないと身がもたない。 あの戦争を振り返ったとき多くの人が、またあの戦争を描いたとき多くの作品が「あれはなんだったんだろう」ってなるのに、また世界が争いに向かってしまうのはどうして? 台詞回しが漫画っぽいなと思ったら漫画化されていた。





- 仲村@akcys992026年3月3日読み終わった題名がカッコよくて購入。 正直世界史に疎い自分にとっては難しい話だったが、同時に考えさせられる小説でした。 タイトル回収がそこで!?って所も良かった。



繁栄はん@han-ei-han2026年2月21日読み終わった借りてきた訓練上がりで実感もなく進軍して歩いてると、突然戦場の最前線にいたという戦場での緊張感には圧巻した。 戦地での極限状態で主人公の精神が徐々におかしくなる様は見ていて気味が悪かった。 逆恨みにも見えるが、それも人間らしいのだろう。 人が人を殺し、裁く大義名分は 本来どこにもあってはならないと感じた。 人を殺す権利なんて戦争だろうとないと思う。 が、侵略へは相手の死を持って制裁するしかないのが本書の残酷なテーマだと感じた。

デルタアクセル@qwertsk2026年2月20日読み終わった感想があまりまとまっていない。 戦争をさせられている、という意識が歪んだ連帯を生み出すのか。それとも侵略者として当然という意識なのか。そこで自分の意思や倫理観を守るのはかなり難しい……ような気もする。もう前提が壊れているから。もちろん暴力は良くないし。 きっとそういうものは、きっと狙撃やネジを作るのと同じで孤独の中で一瞬のうちに心身を無にする内に生まれるものかもしれない。連帯の中でそういうものは、あまり生まれない気はする。 女性を守るというのは、男女平等というのはどういうことなのか。不平等な身体から生まれたという前提で、戦わせないことなのか、戦うことなのか。多分、どちらでもなく、選択できる。ということが平等なのではないか。自分の意思でこうしたい、こう生きたい、というのが尊重されるというか…… 女性の権利を守りたいと思っているのは自分とて変わりないのに、昨今のあれこれ胡散臭いもの(内政干渉だったり、他国の人間が分断を煽ったりしたり)のせいで斜め読みしてしまう自分に気付いてしまうような瞬間もあって、悲しさもある。

アシタカ@ashitska-hiko2026年2月8日読み終わった相手との距離が離れるほどに人は相手を傷つけることに抵抗がなくなると見たことがある。剣は銃になり、ドローンやミサイルになったが、彼女たち狙撃兵は銃のスコープを通じて相手の死を目の当たりにしている。自分が相手の命を奪ったのだという感覚が常にある。命を奪うことは、未来を奪うことであり、その可能性を奪うことである。

- Kakimaru@kakimaru2026年1月20日読み終わったかつての同僚がおすすめしていてずっと気になっていた、一時帰国時に父が1冊本を買ってくれるとのことだったのでこの本にした。3日ほどでスルスル読めて楽しかった。イリーナ視点の物語も知りたくなった。セラフィマの後半のシーンはクシャナを想起したな〜 あと女性を守るって言葉が何回か出てきて、主人公たちが有事での女性の扱いに怒ってくれていてそこも良かった。安心して楽しめる本、現実を考えると憂鬱だけど!


でんてぃすこ@axelasayaka2026年1月20日読み終わった読了。終わった終わった。途中めんどくさくなったけど、なんとなく最後の数十ページは良かった。なんとなく、現在に続くロシア人vsナチ・ドイツの空気感わかったけど、やれやれ…という感じで。
やんま@yanma08182026年1月14日読み終わった同志少女にとっての"敵"とは何だったのか。読み終えた今、その言葉の響きは、戦う前とは全く別物になった。 舞台は第二次世界大戦下のソ連。 過酷な訓練を経て「狙撃兵」となった少女たちが、絆を深める一方で、あまりに無慈悲に命を散らしていく姿に何度も心が抉られる。 彼女たちが本当に撃ち抜かなければならなかったのは、目の前の敵兵だけだったのか。 夢を持つ子どもたちの未来を、大人の都合や社会の歪みで踏みにじる戦争の醜悪さを、二度と繰り返してはならないと強く思う。



夏雲飛行士@seaearth72026年1月13日買った読み終わった評判どおりの傑作。戦争小説であり、女性小説であり、キャラクター小説でもある。情景描写も人物描写も本当に丁寧。ネタバレになるから詳しくはかかないけど、オリガの生き様が一番心に残った。
春束@harutaba2026年1月4日かつて読んだ⚠️後半に軽微なネタバレあり⚠️ 戦争の悲惨さ、女性兵のリアルを丁寧に描いた傑作。キャラクター造成も素晴らしい。フェミニズム作品でもあり、とてもエンパワーされる。 戦争の犠牲者というと男性兵が取り沙汰されがちだが、戦争を始める為政者はほとんどが男性であり、彼らの始めた戦争によって犠牲になったのは男性兵だけでなく、女性兵、民間人、そして性奴隷にされた女性たち。 女性兵は男性兵に比べて殺されるリスクだけでなく、レイプされてさらに尊厳を毀損されるリスクさえある過酷な立場。 読み始めたきっかけは、LGBTQ+差別に反対する小説家と映画監督の署名に載っていたこと。そこに載っている人なら安心して読めると思い、上から順に読んだ。作者の逢坂さんは「あ」だったので一番最初に読み、そして一番の当たりを引いた。 多くの小説にはなんらかの有害な規範が染み込んでいて読むに読めない。逢坂冬馬さんの御本を全て読んで、まだ本を好きでいられると思った。心から感謝です。 この先ネタバレ 女女小説だとは思わず、読んでいた私最後のシーンで歓喜の声あげて布団に転がった。マジでありがとう。一生読みます。


- Amy@amy2025年12月28日読んでる読んでいるとこの世界に深く潜ったようになる。切なさが溢れると、息継ぎのように本を閉じる。間違いなく良作。結末を知らずに読めるのは人生最初の一度だけなのだから大切に読み進めたい。





やひろ@ty23yhkih2025年12月25日読み終わった再読登場人物たちの境遇を知って「この戦いの犠牲者は13万人」という情報を読むと、13万ものこんな人たちが死んだのか、13万もの家族が壊されたのかと戦争の酷さを感じました。 死んだ人だけではなく生き残った人も、精神や生活を壊され、歩むはずだった時間を奪われる。物語終盤の風変わりな尋問が大変心に残る…









あおたむ@aooimmo2025年12月8日読み終わった【感想 ネタバレあり】 もうとにかく臨場感がすごいの一言に尽きた。かなり分厚い本だったから、地形とか作戦の詳細は読み飛ばしちゃってたけど満足感と読み終わった後のしんどさがすごい。 序盤でアヤが死んで普通に悲しかったし、その後の戦いでも活躍するアヤが見たかった。 最初は、ミハイルとセラフィマが軍隊で再会→紆余曲折を経て戦後にまた仲良くなって結婚!とかだと思ってたけど、まさかセラフィマがミハイルを殺すことになるとは思ってなかった。もちろんミハイルは許せないけど、悲しかった。 結局あれはミハイルもそういう人間だったってことよね? 1番好きだったのはスターリングラード戦だけど、ユリアンも隊長も本当に生きてほしかった。双子の同級生を囮にして感情で撃ってしまったユリアンのことを、最初は「罠だって分かってるのになんでそんなことするの?もっと冷静に考えないと」って思ってたけど、私がユリアンの立場でも耐えられないと思う。 第二次世界大戦におけるソ連の話を初めて知って、こんなに酷い戦いが繰り広げられていたとは思わなかった。最後の方で「ロシアとウクライナの平和は続くだろうか」と書かれてて、胸が痛くなった。 題名の「同志少女よ」はロシアから見たセラフィマに対する言葉だと思ってたけど、実はセラフィマから、同じ戦うロシア人の女性に対して、そして虐げられる全ての(ドイツ人も含めて)女性に対してなんだと思って、伏線回収が綺麗すぎてびっくりした。



もなか@monak2025年12月6日読み終わった戦争小説で女性狙撃兵が主人公というのが物珍しかったのと、話題作だったので手にとった。 文庫で500ページ近くありそこそこのボリュームだったが、話のテンポがよくアクションシーンも迫力があり、するする読み終えることができた。 女性兵士が主人公ということもあり、女性が直面する戦争の残虐性を描いたシーンが多く、辛い場面も多かった。 今起きている戦争においても、同じような苦悩が起きているかもしれないと考えるとやるせない。


Tomy@books_tomy2025年12月4日読み終わった今現在、ロシアになってからも対ドイツ戦勝記念日を盛大に行う背景が少しわかった。 戦争においては殺人を自己正当化しないと正気ではいられないんだろうなあと、月並みだけれど戦争は良くないという思いを強くした。 本作の舞台が現在進行形で戦争をしていることにやるせなさを覚える。なんとかならんのか、世界。 あとこれはとても重要な情報なのだが、作中で犬が死ぬシーンがあるので地雷の人は留意が必要。



いぬを@_____on7222025年11月14日買った読み終わった@ 電車自分は戦争の知識がほとんどなく、この本のページ数に読み切れる自信がなかった。 ところが読み始めてみると、戦争背景がわかりやすく説明された内容で、とても読みやすかった。 主人公セラフィマは、故郷をナチ・ドイツに襲撃され家族や仲間を亡くし、絶望する。 その仇敵となる狙撃兵イェーガーを殺すため、狙撃兵となる物語。 戦争下での女性の立場に考えさせられた。 捕虜として捕まれば死ぬよりも屈辱的な辱めを受ける。 それは、敵味方に限らず許される行為ではないが、そういう行為を仲間と一緒にすることで、連帯感が生まれる。 性欲のためではない…。 戦争下では何をしたって正当化される。 これには衝撃を受けた…。 セラフィマとその他小隊のみんなの「正しい」ことに向かって「敵を撃つ」姿勢に感動した。









Shk@sss_mmm_332025年11月4日読み終わった読み終わった日になんかメモってた セラフィマが故郷を焼かれ、イリーナに拾われて狙撃兵として訓練を受け、戦場でフリッツと呼ばれるドイツ兵を撃っていく、この一連の体験を読んでいて追体験させられる。読んでいて、自分も英雄的女性狙撃兵の罪を背負っていく感覚があった。 銃を撃つという行為自体の享楽的な魅力は、自分を現実の苦しみから解き放ってくれるが、それは一瞬で、現実はいなくなってはくれない。 セラフィマやユリアンが求めた狙撃手としての境地など無く(文字通りでもあり、逆に無しかない)、自分や仲間、そして敵、人間の生と死がただあるだけ。 愛と趣味だけがそうした現実の中で、自らと、周りの人達を生かしてくれる。

ナユネ@nayune2025年10月26日読み終わった借りてきたテンポよく読みやすかった。ソ連史を知らなかったので物語を通して垣間見ることができた。 銃撃戦の読み合いや、理不尽さ、戦争という非日常に身を投じること 驚いたり考えさせられたりで、続きが気になり楽しく一気読みできた。 タイトルから想像していたよりラノベみがあるキャラ造形とストーリーだった。 テンポの良さとトレードオフなのかな…終始、登場人物は人ではなくキャラクターだと感じていた。 勝手に生々しさや重厚さを予想してこの本を手に取ったので、少し肩透かしをくらった。 以下ネタバレ 初めてタイトルを見た時に感じた、「誰を指すのだろう」という疑問をずっと心に抱いて読んでいたので、展開にああ、と静かに納得した。


りら@AnneLilas2025年9月3日読み終わった@ 自宅家人に薦められて読み始めたものの、どうにも乗り切れず何度も中断し、途中で大雨に遭い水没して凍らせたり乾かしたり、その後もなかなか再開する気になれなくて驚くほど難儀した。 何度も山場があり、決して面白くないわけではないのに、作者にとって都合のいい展開、単なる手駒のように見えてしまい、どのキャラクターにも寄り添えない。 これだけの労作なのにも拘らず、何かが欠損しているような焦ったさが終始拭えず、独ソ戦の知識がないまま読み切るのは自分には苦行だった。ロシアのウクライナ侵攻の影響も多分にある。 残念ながらnot for meだった。


- 書庫@was19052025年8月5日読み終わった今も世界で起こっている戦争とそこに生きる人々の事を想像した。 この頃、集中力が持続せず、長編小説が読破できない事が多い私だが、ほんの数日で最後まで読み切った。




Mi.@coffee_no05112025年8月1日かつて読んだ戦争というものを実際に目にしたことは無いからこそ戦争が題材の物語は、惹かれるという表現は適切では無いかもしれないけど、何か心を動かされる。




ぶち子@buchiko2025年7月3日読み終わった戦争で女性が兵士として登用されたことも自分は知らなかった。 参考文献の『戦争は女の顔をしていない』も一度読んでみようと思う。 「自分が怪物に近づいていくという実感が確かにあった。」 自分と何も変わらない人間が戦地に立ってたんやろなと痛感する。 そらPTSDなるわ。正当化しようとするわ。 でも人間はずっとコレ繰り返してる。
おきな@okina7242025年7月1日読み始めた以前から気になっていたのだけど、ちょっと仕事に関連しそうだからとようやく手に取った。文庫ぶあっつい。 お恥ずかしながらガサツなのでブックカバーだとページを折ってしまいがちなのでポーチに入れて持ち歩いているんですが、流石に入らないかもしれん。ブックポーチ、買おうかな。 仕事関連で言うと、来月くらいまでにノンフィクションを読まねばならない。あまり手にとらんから悩む。





Imi@nozominomi_2025年6月18日戦争を生き抜いた兵士たちは自らの精神が強靭になったのではなく戦場という歪んだ空間に最適化されたのだということにより平和であるはずの日常へ回帰できない事実に直面する事で気づいた。 異常なんだよ。2025年になってもいつまでも殺戮規模の人殺ししてる奴は。 何で休日にスタバに行って飲み物飲んだり、ピザを頼んで映画を見たり、そんなくだらない日々に満足しないんだろうね、ほんとに。


soare🌞@sunnyh_1152025年6月3日読み終わった80年前と2022年2月からを見つめながら猛烈に貪り読んだ 大祖国戦争の舞台だったハルキウもクルスクもクリミアもここ数年であまりにも聴き馴染んでしまったが故になんども色々考えてしまうな 小説の中に思わぬ形でリュドミラ・パヴリチェンコとフルシチョフが出てきてびっくりしたし戦時中ソ連の歪な男女同権の様相がありありと伝わってきてそれもまた興味深かった けれども何より、80年前も今も守るべきものの為に闘っている同志少女よ、日々安らかであれと願うばかり
CELEST8@CELEST82025年4月9日読み始めた予想はしていたけど、読むのがなかなか辛い。 でも、最後まで読まなくてはいけないと思う。 日々先の事を考えては、希望が持てずにもうだめかもしれないと思うけれど、未来に考えを巡らせて不安になれるのは、生命の危機に直面しなくていい、平和な日常を生きているからだなと、読んでいて思う。心がしゃんとする。

- 垣本@kakimoto2025年4月4日読んでる半分ぐらい読んだ 読みやすくしてくれてるな〜と思いつつ独ソ戦どころかヨーロッパ戦線自体ほとんど分からないところがある 戦争は女の顔をしていないはこれを読み切った後に読んだ方が良さそう



月下の医師@rinrin-11022025年2月25日読み終わった★★★☆☆独ソ戦で村を壊滅させられた少女。女性狙撃手育成機関でスナイパーとしてのいろはを叩き込まれ、地獄の戦場へと狩り出される。 戦場が炙りだす真の敵とは? 面白いがせっかくスターリングラードを舞台にするならその地獄っぷりをもうちょっと描いてほしかったかな。

にわか読書家@niwakadokushoka2025年2月2日読み終わった@ 自宅昨今の世界情勢からも読むのが辛い。 なぜ「人間を悪魔にする性質」を持つ行為が繰り返されるのだろう。 相反する者の視点が見えるため、より一層愚かだと感じる。 女性についての描写も深い。 こういう本が出されてほしいし、読み続けたいと思う。




橘海月@amaretto3192024年4月20日読み終わった#ミステリ普段ミステリを読む際に、謎解きを楽しむか小説を楽しむか自然と分かれるのだけど、この本はとにかく小説そのものに惹きつけられた。 ソ連の村で猟師の母と暮らすセラフィマ。突如村を襲ったドイツ兵に皆殺しにされ、生き残った彼女は復讐を誓い狙撃兵となる。自らも狙撃兵であるイリーナに「戦いたいか、死にたいか」と問われたセラフィマは、母の仇を撃って最後にイリーナを撃つことのみを胸に訓練をこなす。教官のイリーナを始め生徒は皆孤児の女性。彼女達との絆が深まり「立派な狙撃兵」となるセラフィマ、だがそれは戦場へ赴き殺人を厭わないことだった。 本書は少女セラフィマの成長物語であり、実在した女性兵士を描いたドキュメントに近いものでもあり、何よりも時代に翻弄されつつ互いにぶつかり合いながらも思い合う彼女達のシスターフッドの物語だ。セラフィマが撃つ敵は、撃ちたい相手はドイツ兵だけではない。その苦悩や葛藤が手に取るようにわかる。 読み進めながら、セラフィマと同じように私もずっと逡巡していた。彼女の復讐が叶うのが本当に良いことなのか、敵は、敵とは一体誰なのか。学校で狙撃を学んだ生徒が殺され、目の前で子供が撃たれ、助けようとした兵士が撃たれる。死と隣合わせの中いつしか狙撃したスコアに興奮し誇るセラフィマ。 仲間が死に傷を負い、ドイツを追い詰め戦争が終結しそうな兆しでもなお、復讐に執着するセラフィマの最後の戦い。宿敵やイリーナとの関係も、まさかの邂逅も全てが集大成で息もつかせぬものだった。その後の穏やかそうな生活にすら戦後の影は色濃く落ちていて、彼女達に思いを馳せずにはいられなかった。





































































































































































