食いしん坊ちぇりぃ "お金の不安という幻想" 2026年5月28日

お金の不安という幻想
タイトルの通り“お金”の本じゃなくて“お金の不安という幻想”についての本だった。いやなんかさ、最近釣りタイトルのマーケティング重視の本が多いから、こんなにタイトルと中身の整合性がとれてる本は逆に新鮮だなと思ってしまった🤭 直視しなければならない待ったなしの問題が、いつの間にかお金の問題にすり替えられてズレた話を社会でしていることについて分かりやすく丁寧に指摘している金融のプロが書いた本。俄然著者とバックグラウンドに興味を持ちました。 この手の本は読み始めて興味を失い挫折することが多いのだけど、編集というのか演出というのか、視覚的に魅せる部分にも力を入れて作られた本で感心した(誰目線)。 **以下引用** 「企業の思惑を知っていれば、不安を煽る情報に出くわしても冷静でいられる。 これは投資に限った話ではなく、教育、美容、健康などあらゆる消費行動に共通する。 結局のところ、大切なのは、自分自身の価値基準をしっかり持つことだ。」(p45) →不安解消にお金を支払わせようとするビジネス多すぎだよね…宗教じゃないんだからリアルな価値を提供してほしいよ。 「かつては、労働に値段などついていなかった。地域や家庭で、みんなが役割を分担してきた。それが、貨幣経済の発達とともに、『自分たちにできないこと』あるいは『他人に任せたいこと』にお金を払って外注するようになった。ただ、それだけの話だ。お金を介さない仕事に価値がないわけではない。」(p151) →まさにそうだよね…医療従事者や教師や保育士、介護士なんかの価値の高い仕事に適正なお給料が支払われていない現実…。そして24時間365日自分以外の人間都合で動く労働をしている専業主婦が肩身の狭い思いをする現代日本😢
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