
120
@120
2026年5月28日
ライプニッツの輝ける7日間
ミヒャエル・ケンペ,
森内薫
買った
読み終わった
ライプニッツ、思ったよりもやべーやつだった。
ひとつだけ引用させてほしい。
これが、今の世の中に欠かせないコンピューターの基礎となっている2進法を数学体系として整理した人間の思考だ。
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ライプニッツの2進法的思考の中では最初から、数学は形而上学と密に関連していた。そのさいライプニッツがよく引き合いに出したのが、プラトンとピタゴラスの伝統的哲学だ。ライプニッツは自身の2進法計算術を用いれば、神が尺度や数や重さに従って世界を創造したことを、より明確に述べられると信じていた。1は「統一」または「一つ」をあらわすいっぽう、0は「無」または「存在の久如」をあらわす。こうして神は絶対的な統一体(1)として、無(0)から世界を創造した。創造によって無は廃止され、逆に、創造されたものは無によって制限を受ける。これが意味するのは、世界には完璧なものなど何もないが、同時に絶対的な無はなく、相対的な無があるだけだということだ。(P150)
