
雨
@ametrine
2026年5月28日
風の万里 黎明の空(上) 十二国記
小野不由美,
山田章博
読み終わった
慶国の王となった陽子、謀反により王である父を亡くし追われる身となった芳国の元公主・祥瓊、海客ゆえに才国で苦行を強いられる鈴。
立場や境遇が異なる少女三人の、苦難に際して見せる反応の違いが興味深い。
鈴、祥瓊のターンは見ていて本当にもどかしい!
鈴は世界で自分が一番不幸、みたいな顔をするし、祥瓊は他人を常に見下して自らの無知には気づかず尊大な態度。
どちらにも共通するのは、他責思考かつ他力本願で自分を変えようとする姿勢が見られないこと。自分が一番大事なところ。
人間的魅力とはなんだろう、みたいなことを考えてしまった。
先の二人に比べて陽子や楽俊、尚隆、六太が魅力的だと思えるのは、自らの役目を果たそうと努力しているからなのかな。他人に寄り添える人である、ってとこもあるかも。
自らに余裕がないと難しいけど、自分優先ではなく他人を優先できる人でありたいと思った。
さて下巻へ!

