ましろ "生きる言葉(新潮新書)" 2026年5月28日

ましろ
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@ruhistory
2026年5月28日
生きる言葉(新潮新書)
和歌に関する話も多いが、新語・流行語だったり、言葉の使い方だったりの話も多い。  特に面白かったのは、第4章 言葉が拒まれるとき 内の『クソリプに学ぶ』。クソリプ考察が多角的にされていて、面白いんだけど、言葉のプロたる俵万智がそんなことをしてるのが少しシュールに思えてしまった。  第5章 言い切りは優しくないのか 内の『いろいろな「界隈」』も面白かった。俵万智の本で風呂キャン界隈が取り上げれることがすでにウケる。"界隈"は色んな場面で見かけるようになったので、若者世代ではかなり市民権を得た語彙になったなあという印象。  「現代詩と短歌。定型を手ばなすところから出発している現代詩と、定型を信じるところから出発した現代短歌。五音七音を呪縛とみなすか魔法と感じるか。封印するか活用するか。」 私は短歌が好きだ。私が短歌が好きな理由の最たるものは定型であること。現代詩は広げられる自由があるかもしれない。だが、短歌は削ぎ落としの美、取捨選択の美。そして、それらによって生まれる、想像の余地という自由の方に私は惹かれてしまう。  あと、新潮新書って取り上げるテーマが秀逸。今後生まれる本にも期待。
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