あけいろ "香君 下 遥かな道" 2024年12月2日

あけいろ
あけいろ
@ake1r0
2024年12月2日
香君 下 遥かな道
やはり蝗害だったと。上巻の目次を見たときからいつか恐ろしい災厄として起きてしまうんだろうと、アイシャと同じ心境でした。奇跡なんて起きない、ただ選ぶことしか人にはできないのだと、リアルさを突きつけられ、香君としてのオリエとアイシャそれぞれの覚悟に度々切なくなります。その分物語に生きるひとたちの愛が深まるばかり、いつまでも生き続けてほしいと願ってしまう、そんな大切な作品になりました。「植物は王獣のように飛翔することはなく、飛鹿のように躍動することもない」という言葉に悶絶する人は、ぜひ読んで欲しいです。
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