香君 下 遥かな道
40件の記録
07@cocoa0072026年2月21日読み終わった植物がある種の化学物質を出して他の植物や虫とコミニュケーションをとっているという話は、なにかの本で読んで知っていたが、上橋さんが仕立てるとこんな物語になるのか。綿密かつ壮大な大型ファンタジーだった。 アイシャは戦わないナウシカ、といった風情だ。人間以外の生物の声が聞こえるところとか、その聖性、カリスマ性とか。でもナウシカは王蟲と心を通わせられるけど、アイシャは一方的に植物の香りを聞くだけだから、より孤独である。 アイシャは自分を神格化したくないと思っているけど、それはやっぱり難しいんじゃないかなあ。生い立ちすべてが神話的過ぎる。あまりにも博愛精神に満ちていて、一切個人の幸せを追求しないし。主人公でありながら、ここまで周囲の人物と親密にならないキャラって珍しいんじゃないだろうか? 唯一、オリエとはシスターフッド的な絆で結ばれるが、彼女にはちゃんと別に心を預ける人がいる。最後のシーンは、なんとも言えない切なさがあった。 それしても、オアレ稲の恐ろしさよ。あれは自然の循環の中に入れてはいけないんじゃないか?あんな物が本当に自然に出現するものなのか? 神郷の謎はほとんど解明されていない。オアレ稲は人工的に生み出された植物なんじゃないか?神郷ってオーバーテクノロジーな世界なのでは?とか、色々妄想が捗ってしまう。- 寝るの幸せ@kotatsu_netetai2026年1月4日読み終わった「人には、こういう力もあるのだ。知識や経験から推論を導き、考え、希望を見出す力が。」 「権威というのは、そういうものなんだろう。互いの関係で成り立つ、幻想だ。幻想だが、いったん身に沁みこんでしまえば、反射的に心身が反応するし、多くの人が同時に抱けば、現実の力となる。」
ルカ@hnhtbr-3152025年7月3日読み終わった借りてきた微ネタバレ注意続きが気になって一気読み。面白かったー! 神秘を神秘のまま残して、そこには斬り込まず現実的なストーリー運びだったなあという印象。厄災を解決するのは神秘の力ではなく、人の手による努力っていうところがよかった。
もなか。@m0naka02025年5月13日読み終わったやっぱりファンタジーが好き🕊𓂃◌𓈒 アイシャの強さにたまらなく惹かれました💐 上橋菜穂子さんの書く柔らかく温かい文章に癒されてあっという間に上下巻読了です𓂃⟡.·

ばま@33yen2025年3月28日読み終わった今日の帰りの電車で読み終わったー。 長い旅だった!と思ったけど、記録を見たら 2/21から上巻を読みはじめ、3/8から下巻を読んでいるので、1ヶ月ちょいの旅だった。 私的には、下巻の途中からちょっと中弛みして読むスピード落ちたけど、面白かったな🌾 神話と、国の成り立ちと、生き神と、蝗害の話。 オアレマヅラについてもっと知りたい。 『香君Zero』を出して欲しい。神話読みたい。
茉莉@matsuri_hon2023年1月2日読み終わった多くの記録がつないできた歴史も、なにかの拍子にあっけなく失われるかもしれない。 自然は操作するものではなくて、制御するものでもない…はずだ。そう信じたい、人間も大きな流れの中で生きているのだから。(上も同じく読了)


























