
めい
@meiji_chan
2026年5月29日
少女地獄
夢野久作
読み終わった
だいぶゆっくり読み終わった。
ユリ子みたいに意味もなくうそをつきたくなる、そしてそれを本当にしたくなる時期、あったなぁ………と思う。10代の頃だけど。それは確かに本人の中では世界の事実で、自分という存在と地続きだから、うそをうそだと認めることは死ぬことと同義で、うそを本当にするためなら死ぬくらい簡単なこと。「死んだこと」にすれば、死んだことになるから。ユリ子の最後の手紙、生理周期と一致してるから。彼女は「死ぬことにした」んだと思う。
一番好きだったのは「火星の女」。いちいちドラマチックで、一人の女の子がまるでチャーリーズエンジェルか峰不二子みたいな身体技で復讐を果たす。なのにこの子は美少女じゃない。なのにこの子は負けない。ルッキズムという言葉がなかった時代だからこそ、ルッキズムに悩むことは苦しかったのかもしれないな。