
めい
@meiji_chan
嫌な読後感が好きです。ミステリ、食べ物。最近は50〜60年代の作品が気になる。
- 2026年5月11日
食べ物連載 くいいじ安野モヨコ読み終わった何度目かの読み返し。世界一好きな漫画家さんの一人で、展覧会にも行ったくらい。おそらく世に出ている作品はすべて?読んだはず。漫画やエッセイから、常に美しいものを求め、人間らしい邪さを認めながらもいつでも清らかにものを見て考える教養深い人なのだろうなと憧れている。 本当にありえないくらい食い意地が張っているエピソードが続々続くのに、ふとした言葉遣いや描写、発想に漫画家らしい鮮やかさや、文学好きらしい古風な美しさを感じる。漫画が上手い人は文章も上手いのか?? 初めて読んだ時から、なぜかなんでもない時に「おやつをくれろというのでキャベツを与えたらまるごとかじっていた」話と「締切中にパスタのデリバリーで粉チーズを要求しまくっていたらある日でっかいのをつけられ、その後粉チーズのサービス自体がなくなった」話を思い出すようになっている。 - 2026年4月20日
ロイヤルホストで夜まで語りたい朝日新聞出版読み始めた - 2026年4月19日
食べ物連載 くいいじ安野モヨコ読み始めた - 2026年3月27日
少女地獄夢野久作読み始めた - 2026年3月27日
人の財布〜高畑朋子の場合〜第四境界読み終わった書籍化で価値が落ちる、典型的な失敗例だと思った。 ARGがSNSで話題になった時に気になってはいたものの既に売り切れ。満を持して書籍化されていたので飛びついたものの……やっぱりARGはARGの形で楽しまなければ意味がないと思った。 全体的にポエム調で、隠されている事実もありきたりというか、月並みというか、お約束というか。現物の財布を前にして一つ一つ展開していったらさぞ震えたであろう展開も、物語として読んでも全く意外性がなく面白くない。自力で解いてこそのARG。 途中挟まれている名刺も、何かの手掛かりなのかと思ったらただの名刺。肩透かし。 書き下ろしの部分も、ホラーがやりたいのかミステリがやりたいのか中途半端だし、財布から離れたのだから通話画面のスクショ画像はいらないと思う。 第四境界の試み自体は他にない最高に面白いものだし、現物を手に入れたりネット上を探したりして謎を解く仕組みも新しいんだから、なんでもかんでも本にして二次的な売り上げを狙わないでほしい。 - 2026年3月26日
人の財布〜高畑朋子の場合〜第四境界読み始めた - 2026年3月19日
- 2026年3月17日
- 2026年3月7日
夕べの雲庄野潤三,阪田寛夫読み始めた - 2026年3月7日
深淵のテレパス上條一輝読み終わったよくある「怪異に狙われちゃう系物語ホラー」で、ホラーとしては怖くなかった…けど、とてつもなく面白かった。小説というより少年マンガを読んでいるような個性的すぎるキャラ(「登場人物」ではなく「キャラ」)たちのアニメっぽすぎる会話のあちこちに伏線が。読みやすさやラノベっぽさ演出のための小ネタかと思いきや、伏線が。すべての伏線がラストシーンで一気に集結してきて謎が解ける!…のに、「果たして怪異は何者だったのか?」をハッキリと説明せず、物語の中でも解き明かさないまま。よくある物語系ホラーみたいに「この怪異は実は○○の怨念で、○○すると○○になって殺されてしまうのは○○により…」みたいな興醒めするほどの説明がないところもいい。 だって、ホラー小説なのに奥付前に参考文献がズラリ。「ホラーを疑う人が本気で書いたホラー」という感じで痛快だった。見事。 キャラも魅力的だし会話も楽しいし、視覚情報があったらきっと本格的に怖くなりそうなので、ぜひアニメ化か漫画化してほしい。もうしてるのかな。 - 2026年3月5日
深淵のテレパス上條一輝読み始めたいきなり聞き覚えのある地名が出てきたので作者に親近感を覚えてwikiを調べてみたら、オモコロライターの人!? 雨穴さんといい梨さんといい、ここ数年のオモコロはほんとにもう、ちょっとアングラでオタクなメディアじゃないんだなぁ… - 2026年3月2日
身から出た闇原浩読み終わったかなり好きな「オシャレホラー」かも。 ホラーは大嫌いなのに、思い立ってホラー小説を読んでみて「怖い」と思ったことがほぼない。想像力が足りないのか、記憶力が悪いのか? 短編どれも「なるほど、怖い話だなあ」といった感じ。ホラー小説よりも人間の方が怖い。おばけが怖いのではなく、ホラー映画で使われるジャンプスケアやグロ映像が怖いのだと思う。 でもこの一冊は、「ふーん」「へえ」「こわーい」の後に、ちょっとした悪寒が走る仕掛け。わたしの大好きな「『本の中に引き込まれる』のではなく『本の中から手が伸びてくる』」タイプの構造! それも突如として飛び出してくるのではなく、こちらの考察に合わせてジワジワとにじり寄ってくる良質な恐怖。 大ヒットした『近畿地方のある場所について』のように怖すぎる想像を掻き立てようとしていないのもいい。ずっと遠くから、得体の知れないものの視線だけを感じられる。眠れないほど怖くなくて、そこもいい。 怖い!!素敵!!かっこいい!! - 2026年2月27日
身から出た闇原浩読み始めた - 2026年2月26日
タナトスの蒐集匣 -耽美幻想作品集ー坂口安吾,小栗虫太郎,折口信夫,江戸川乱歩,泉鏡花,芥川龍之介読み終わった谷崎『刺青』以外は読んだことがなかった。 やっぱりこの中では谷崎が一番好きかも………漱石の言葉選びの美しいこと。小栗虫太郎は初読み。確かに横溝正史感がある。 - 2026年2月20日
- 2026年2月20日
- 2026年1月29日
タナトスの蒐集匣 -耽美幻想作品集ー坂口安吾,小栗虫太郎,折口信夫,江戸川乱歩,泉鏡花,芥川龍之介読み始めた - 2026年1月29日
阿寒に果つ渡辺淳一読み終わった自殺した美少女に恋していた少年が20年の時を経て、彼女への想いを蘇らせる美しく哀しい青春物語……と思って瑞々しい気持ちで読んでいたら、突然のロリコン。ロリコンに次ぐロリコン!!!!!!誰か警察呼んで!!!!………と思ってハラハラしながら読んでいたら、ロリコンジジイどもより美少女の方がなんだか怖くなってきて、あれよあれよという間に百合に。百合か?もしかして百合では………?………………百合だ!!!!!!!!! 実際にはこんな大騒ぎしながら読むようなテイストではなく、文章も構成もものすごく美しくて、最後まで静かで哀しい。読者もヒロインの純子ちゃんに置いて行かれた気持ちになってしまう。浅はかで傲慢で喜劇的で愚かな悲劇のヒロイン。危うさと未完成さで老若男女が惚れてしまう。 それにしても昭和の物語の女はすぐ自殺しようとする。 - 2026年1月19日
阿寒に果つ渡辺淳一読み始めた - 2026年1月19日
読み終わったこれが1964年に芥川賞を獲った小説?これが???え、2015年とかの作品じゃなくて???????????これが東京オリンピックの年に読まれていて、評価されたの????????? 白目を剥くくらい現代的。あまりにも軽快で軽妙な文体なうえ、家事と仕事の両立に悩む女医さんやひとり旅で逆ナンしまくるアラサー女、年下男に狂って捨てられるバリキャリ女など、令和の若い作家が昭和の設定で書いたのかというくらい先進的。登場人物の女性たちがみんなかっこよくて、ガサツで、情けなくて、とてもチャーミング。 女の人が「○○ッス」などと喋るのは当時はイケてたのか、下品とされてたのか、当たり前だったのかわからないけれど、全体から迸る生命力と豊かさがすごい。スッと読めるのに元気になったような気がする。
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