
shiori
@shiori_417
2026年5月29日
40歳がくる!
雨宮まみ
読んでる
「はじめに」からして共感しかなくて、なんかもう泣きそう。
“「四十歳になったら死のうと思っている。」
桐野夏生『ダーク』の有名な冒頭の一文である。この一文のあと、主人公の女探偵は、自分のこれまでの人生に決着をつける旅に出る。
私の中で漠然と、40歳というものはそういうものだという認識があった。覚悟を決めたり、何かをつきつめたり、しっかりと定まった目標に向かってゆく年齢。若くはないとしても、その姿を想像すると、意志のあるそんな四十女の顔は、どんなにかっこいいだろうと思っていた。
(中略)
要するに、40歳になれば、自然と肩の力の抜けた、いい感じの女になれるんじゃないか、という幻想があったのである。そして、もちろんそれは、ただの幻想だった。”