
704h
@704h
2026年5月30日
ガラスの街
ポール・オースター,
柴田元幸
読んでる
2/3くらいのところ。探偵小説風の何か。
インタビューでポール・オースターは読んだらすぐに忘れて良いと言っていた。優れた物語に必要なことは意味(役に立つ教訓や、人に話したくなるストーリー)ではなく想像力を刺激する「何か」なのかもしれない。
現実として知覚できる範囲以外は想像するしかない。小説を読んだ後、世界が違って見えるというのは、読書によって想像力(世界の感じ取り方)を拡張されたということで、そういう意味では、本書は常に読者に何かを想像させる優れた物語である。その優れたイマジネーションを伝えることが小説家の仕事なのだと改めて感じた。痺れる。

