
阿部義彦
@xtc1961ymo
2026年5月30日
大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件
カーク・ウォレス・ジョンソン,
矢野真千子
読み終わった
2026年本の雑誌の『おすすめ文庫王国』で総合1位で話題になってた本を、遅ればせながら読了。どっちかと言うとランク1位での本は、遠慮する斎藤美奈子さんの言う所の「邪悪な読書」である自分もこれは読めて良かったです。ノンフィクション知的探検小説とでもいえば良いのか、雑に言えばオタクカルチャー探検ものですね。過去に早川から出た『誰が音楽をタダにした』も読みましたが、それに似た読み心地でした。それに、博物誌、美学、探検史、考古学、推理、病跡学、その他、色んな要素が絡み合ってます。まずカラーページの様々な鳥の美しい紋様見るだけでもうっとり!そりゃあ人間を狂わせるだろうなと、納得。著者は全くのど素人ながら、ネットを武器として、失われた痕跡を追いまくります。人間観察においてはかなりの苦い体験も余さず書いています。文化に対する日本との格差にも愕然とさせられます、利益を出せなかったら閉館とか、そんなお金には変えられない文化だからこそ守らねばならないのに、わからず屋の集まりが政治やってるんですね。同人社文庫は、当然初めて買いました。そもそも今で置いてる本屋少ない、丸善でも一時は置いてたけど今は無かった、その点今でも低いけど平積みで置いてた、くまざわ書店さんは信頼できる、ちくま文庫で復刊した『漫画原論』を仕入れてたのもくまざわ書店だけでした。








