
はら
@reads_brain
2026年5月30日
43歳頂点論
角幡唯介
読み終わった
4/5
そこそこ面白かった。
本書は新潮で連載されていたものらしいが、以前似たような話を中央公論で連載していたものを読んで、ずっと心に残っていた。独特な三島由紀夫論が語られていた(冒険家と三島の共通点のようなもの)ので、気になったので本書も読んでみた。著者なりの人生観が語られていてかなり面白かったが、期待していた三島由紀夫や開高健の論は少なくて、思っていたのと違った。
生ききるという感覚は死までの余白をうめること、とか偶然が人生の固有度を高めるなど、面白い感覚やことばが満載でとても良い。
もう少し若い年齢でこの本を読んでいたらこの人の言説や論に染まって、人生とは何かを考えるときにこのひとの言葉を引いていただろうなと思った。
でももう人の言葉を借りる年齢ではなくなってきたろうな、という感じ。



