
kasa
@tool
2026年5月30日
太陽に撃ち抜かれて
ジョヴァーニ・マルチンス,
福嶋伸洋
読み終わった
「南部の「丘」と「アスファルト」の境界線を成している深淵は他のファベーラよりずっと深いってことは、あまり語られない。小径を出て、何本もの配管がある階段を降りて、むき出しの排水溝の上を渡って、ネズミたちと目を合わせて、垂れ下がってる電線をくぐって、銃を持ってる幼なじみを横目にして、十五分後には、格子が道を飾る植物のある豪華な集合住宅を前にしてて、十代の子たちがテニスの個人レッスンを受けてるのを目の当たりにする。すべてが、すごく近くてすごく遠い。おれたちが大きくなるにつれて、壁は大きくなってく。」
ブラジル出身まだ30代の著者。
生まれ育った場所だからこそ書けるリアリティがすごい
