

kasa
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STANDというアプリで書いていたものも備忘録として残しています。
- 2025年5月25日
- 2025年5月25日季節のかたみ幸田文読み終わった「花びらのうてなを離れる時が、花の終り、花の別れかとおもう。そう考えると、別れの時おわりの時、花は無音無言で、さりげなく舞いおりるのかと思われ、散って、落ちた音は、それはいうなれば、落着のしるし、とでもいえばよかろうか、哀れ深い仕組みになっているものだ、としみじみした。」 バラの花びらの散り際ひとつにしてもなんだか抒情的。心のお守りになるような一冊だった
- 2025年5月24日オリーヴ・キタリッジの生活エリザベス・ストラウト,小川高義かつて読んだオリーヴのありゃまぁとか、あらまぁみたいな小さい感嘆や驚きの言葉が、想像の中のおばちゃん感を強くする。 名前がこんがらがってくるので、一気読みがおすすめ
- 2025年5月24日針と糸小川糸かつて読んだドイツでの暮らしが特に興味深い。 犬を飼うには税金がかかることや、ペットフードが日本より優れていること、でもペットの衛生用品は日本が良いとか 本を通して海外体験が出来るのが良きところ
- 2025年5月24日インド人の「力」山下博司かつて読んだ・インドの言語としてもっとも普及しているヒンディー語ですら国民の三分の一 コミュニケーションにおける統一を与えているのが英語 ・英語の上手なインド人を手本にして学ぶ 「宗教はもとより、カースト、貧富の差、個人の好み、地方などによる違いがあり、差異が前提の社会。多様なものを多様なままに放任しないと社会が成り立たない」 疑い深い、物怖じしない、議論質問詮索好き、譲らない 圧倒的なパワーを感じた
- 2025年5月24日
- 2025年5月20日遠慮深いうたた寝小川洋子読み終わった「尻尾を振るだけで最大限の喜びを表現する犬や、深い海の底で歌をうたうクジラ。 ー言葉の届かない場所にも、世界はちゃんと広がっている。」 そうか、だから博士の愛した数式が生まれたんだな〜 作品の裏付けともなる小川さんのエッセイ集。 気取ったところのない人間味に惹かれました。
- 2025年5月19日
- 2025年5月18日おいしくってありがとう 味な副音声の本平野紗季子読み終わった「あんこの皇太子?みたいだね。この上をさスケートで滑りたいね。転んだふりしてたまにかじりたいね。」 出だしから最高だった。 平野レミさんと柚木麻子さんの回が特に好き
- 2025年5月18日
- 2025年5月17日グッド・フライト、グッド・ナイトマーク・ヴァンホーナッカー,岡本由香子読みたい
- 2025年5月14日囚人のジレンマリチャード・パワーズかつて読んだ「人間にとって唯一の救済の望みは、歴史が自分をどこに生み落としたかを知ることから生まれる。」 家族のこと、戦争のこと、表紙のネズミのこと、、筆力に感服。夢中になって読んだ
- 2025年5月14日
- 2025年5月14日供述によるとペレイラは…アントーニョ・タブッキ,須賀敦子かつて読んだ記憶はいまほど強くあなたの現在にのしかからないはずです。かあ、なるほど。 医師との話、ロッシとの食卓、過去ではなくて未来と付き合う結末にぐっときた。
- 2025年5月12日ガラスの帽子ナヴァ・セメル,樋口範子読み終わったこの九篇にはホロコーストの光と影が書かれ、青空の下にも闇があり、絶望の中にも崇高な利他の精神があったという思いがけない光の存在を読者は知る。 訳者あとがきより
- 2025年5月11日不思議な羅針盤梨木香歩かつて読んだご隠居さんのお茶と昼酒が好き。杉浦日奈子さんの本が引用されている。 「腹を満たすのではない、時を満たすのである。」 その後の北海道の山登りの話もまたよかった 隠居になります宣言っていいな!
- 2025年5月11日
- 2025年5月10日ヤマザキマリの世界逍遥録IIヤマザキ・マリ読み終わったANAの機内誌と言えば翼の王国で吉田修一さん連載ですが、JALの機内誌は存じておりませんでした。 世界各国に訪れたマリさんの旅情を掻き立てるエッセイ。
- 2025年5月10日
- 2025年5月10日
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