夜井
@beginner_reading
1900年1月1日
火の粉
雫井脩介
読み終わった
面白すぎて1日で読み終えた。冤罪に関するサスペンス小説。裁判長である主人公梶間勲が一家3人を殺害したとして罪に問われていた武内被告を冤罪として無罪にした。その2年後主人公は裁判長を辞め大学の教授として家族と静かな暮らしをしていた。その東京の郊外の自宅の隣に自分が無罪にした武内が引っ越して来てから家族関係が歪んでいく話。ところどころ読んでいて腹が立つところもあるが、総合して面白い。武内の頭が良いため犯行の尻尾が全く掴めず、雪見さんが孤立させられていくところは苛々した。しかし、後半になっていくと家族の半数ほどが武内に疑いを持ち始めるので苛々はそこでなくなった。終盤はかなり怖かった。