
まろ
@maro
2026年5月30日
愛についてのデッサン
岡崎武志,
野呂邦暢
読み終わった
図書館本
表題作は古書店の若き店主である主人公が、持ち込まれる謎を古書を通じて解きほぐしていく連作短篇。1979年頃の作品なだけあって、登場人物の口調や考え方、生活様式はかなり昭和!!!って感じ。設定はよかったけど、主人公の女性に対する接し方がどうも気持ち悪くて受け付けなかったのであまり好みではなかった。
表題作よりも、他の独立短編、特に『隣人』がおもしろかった。憎しみや怒りは非常にエネルギーを使う。生きる活力というのはポジティブなものだけでなく、ネガティブな感情に起因するものもあるということをありありと感じさせる。