たま子 "囚人のジレンマ 下" 2026年5月30日

たま子
たま子
@tama_co_co
2026年5月30日
囚人のジレンマ 下
囚人のジレンマ 下
リチャード・パワーズ,
前山佳朱彦,
柴田元幸
ふわあああ!読み終わった!さいこう!! ーp314 自分たち誰にでも、自分たち誰もが思っている以上のものがあるのだ。だがわれわれはときに、自分の意思で行動するよう他人にけしかけてもらう必要がある。 何度も何度も反復されるこの言葉。20代で『囚人のジレンマ』を書いたパワーズは、別のインタビュー記事で「今はとても、ああいうのは書けない」と言っていて、でも、切ないほどの理想主義がわたしを元気づけたことは確かで、読みながら「わたしたちはどれだけ自由になれるのか」ということを考えていた。最近ますます世界のあらゆるシリアスな問題をシリアスなまま伝える限界を感じることが多くなっていて、そんな世界のなかで文学のもつ可能性を信じずにはいられないのだけど、パワーズはいつもそのことを考えるきっかけを与えてくれる。小説のたのしみをこれでもかと味わいながら、その軸には世界への向き合い方を促してくれる作用があって、それはつまり「われわれはときに、自分の意思で行動するよう他人にけしかけてもらう必要がある」なのだった。 朝、アンティコカフェで念願のスピナッチを食べ歓喜して、映画『サンキュー、チャック』を観て、あまりにさいこうだったために興奮してぴー太とビルの中をうろうろうろうろしながらあれやこれやと感想を話して、内宇宙と外宇宙や、ワールドイズユアーズや、メメントモリや、有限性や、つまり今ってこと?などなどを思いつくままに話して、そのうちに寿司屋にたどりついて瓶ビール2本と寿司そのほかを食べた。うにプリンやイサキ炙り、サーモンアンチョビバター、吟醸酔っぱらい海老、茗荷の天ぷら、とうもろこしと小柱の掻き揚げなど。一日の中であまりにたくさんのことがあったので書ききれない。
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