囚人のジレンマ 下

囚人のジレンマ 下
囚人のジレンマ 下
リチャード・パワーズ
前山佳朱彦
柴田元幸
河出書房新社
2026年2月6日
22件の記録
  • Lusna
    Lusna
    @Estrella
    2026年6月22日
    祝・文庫化
  • Usui
    @lighbury
    2026年6月17日
  • 悠月
    悠月
    @yzkotm38
    2026年6月2日
  • たま子
    たま子
    @tama_co_co
    2026年5月30日
    ふわあああ!読み終わった!さいこう!! ーp314 自分たち誰にでも、自分たち誰もが思っている以上のものがあるのだ。だがわれわれはときに、自分の意思で行動するよう他人にけしかけてもらう必要がある。 何度も何度も反復されるこの言葉。20代で『囚人のジレンマ』を書いたパワーズは、別のインタビュー記事で「今はとても、ああいうのは書けない」と言っていて、でも、切ないほどの理想主義がわたしを元気づけたことは確かで、読みながら「わたしたちはどれだけ自由になれるのか」ということを考えていた。最近ますます世界のあらゆるシリアスな問題をシリアスなまま伝える限界を感じることが多くなっていて、そんな世界のなかで文学のもつ可能性を信じずにはいられないのだけど、パワーズはいつもそのことを考えるきっかけを与えてくれる。小説のたのしみをこれでもかと味わいながら、その軸には世界への向き合い方を促してくれる作用があって、それはつまり「われわれはときに、自分の意思で行動するよう他人にけしかけてもらう必要がある」なのだった。 朝、アンティコカフェで念願のスピナッチを食べ歓喜して、映画『サンキュー、チャック』を観て、あまりにさいこうだったために興奮してぴー太とビルの中をうろうろうろうろしながらあれやこれやと感想を話して、内宇宙と外宇宙や、ワールドイズユアーズや、メメントモリや、有限性や、つまり今ってこと?などなどを思いつくままに話して、そのうちに寿司屋にたどりついて瓶ビール2本と寿司そのほかを食べた。うにプリンやイサキ炙り、サーモンアンチョビバター、吟醸酔っぱらい海老、茗荷の天ぷら、とうもろこしと小柱の掻き揚げなど。一日の中であまりにたくさんのことがあったので書ききれない。
    囚人のジレンマ 下
  • たま子
    たま子
    @tama_co_co
    2026年5月29日
    河川敷まで数分のところに住んでいると、平日昼間から炭火の美味しそうな匂いがただよってくることがあり、どうやら金曜日からバーベキューをしている強者がいるらしい。うらやましくてはらぺこで匂いを嗅ぎながら昨日の残りごはんをたべた。夜、金曜日だしビールでも飲もうかということでぴー太と晩酌。作りながら飲んでキッチンとリビングを行ったり来たりしつつ、それぞれに本を読む。弟エディとはまったく違う方法で、兄アーティは父の居所を探す。家族を通して不在の父の感情がどっと押し寄せてたまらないきもちになり、野菜炒めを食べてビールを飲んでは半泣きになりながら読んだ。あと数ページ、残りは明日読もう。 ーp256 アーティは冷たい床板に両足を下ろそうとしたが、できなかった。すきま風の通るこの家で唯一目覚めた存在として、この世界でいま光っている唯一の閃光として、じっと横になっているしかなかった。自分の息づかいが、耳の毛細血管を流れる自分の血が聞こえた。デヴォン紀の木が鉱物になるのと同じくらい緩慢に、不確実に、アーティは彼の父になった。取るに足らぬ、統計的に無意味な、いろんなものを失うのなら生きることもできない臆病者になった。どうしてみんなやって行けるのか? だが人々はやって行く、新聞の見出しが彼らにはおよそ理解できぬほど巨大になっても。美しいものは耐えがたく脅かされ、それによって神経は怖気づく。アーティは凍りついて横たわった。  だが神経はーーとアーティは徐々に思い出した。いつだって結局は落ち着くのだ。仕事と眠り、皿洗いと洗濯から成る、いつもながらの局部的なルーティーンに落ち着く。隣の部屋で誰かが、ついさっきまではその存在があまりに美しく耐えがたいと思えた誰かが息をしている音を聞いて落ち着く。神経は落ち着き、死ぬ。使える時間は一、二分にしかない。  もう眠りには戻りようがなかった。だがアーティは、いまなお控えている闇の数時間、ずっと自分自身につき合う気はなかった。真夜中に寝床から出ることは、ゲームのルールを見る影もなく変えてしまうこと、新しいゲームの恐怖を一からつくり出すこと。それから、彼の目を覚まさせた思いつきをどこから試したらいいかが思い浮かんだ。気合を入れて、ピンクの両足を床に下ろし、たちまち自由になった。やろうと思えばなんだってできる。家は準備ができている。そして家は彼のものだ。一瞬のあいだ、冬用ローブのフランネルの肌ざわりを感じていると、豊穣さがふたたび暴走し、恐ろしさを取り戻した。だが、動き回ること、八方破れに動き回ることが、彼に唯一残された道なのだ。アーティはそれを選びとった。
  • たま子
    たま子
    @tama_co_co
    2026年5月28日
    「まるっきり時間の無駄だぞ。無理だって。馬鹿げてる。できっこない」という兄アーティに弟エディは「とにかくまずやらせてよ、ね? 確率とかはあとから計算すればいいじゃない」と言って、突然消えた父エディを探しにレンタカーを借りて不自然なほど寒いクリスマスの夜に出発した。エディ親子の追いかけっこのはじまり。わくわく。それにしても消えておいて電話だけは定期的にかけてきて謎めいたことを言って切る父エディは、あまりにかまってちゃんがすぎる。物語だからゆるすけど実際だったら電話線を引っこ抜いてやる。夜、豚肉とごぼうの甘辛丼、トマトとレタスの卵スープ、豆腐のチョレギサラダを食べる。
  • たま子
    たま子
    @tama_co_co
    2026年5月25日
    エドがバドを演じはじめた。奇しくも、はじめの頃に読み間違えて同じ人物だと思いしばらく読んでいた頃の錯綜が物語で現実のものとなった。誤読さえもパワーズの思惑どおりなのだとしたら、この一連のできごとの終着点はもしかすると、もしかするのかもしれない。夜、麻婆豆腐と餃子を作る。
  • たま子
    たま子
    @tama_co_co
    2026年5月22日
    5時に寝て9時に起きる。ねむい。午前中に出さなければいけないものたちを作りながら、ビデオポッドキャストで『おやつ』を観る。鶴見さんのもってきたバナナクリームパイを食べた紗希子さん「うますぎて……生きる!」と言っていて、そうだよねうますぎたら死なずに生きるよねと思う。「みなさんほどほどにやんな。だね。心と体に気をつけて、今までいろいろあったけどココカラはファインですね」と締めくくっていて、紗希子さん&鶴見さんの会話がほんとうにすき。それでわたしも、うますぎて……生きる!となりたくなって、しかもちょうど生クリームが余っているので久しぶりにおやつを作るぞとなり、その前にまずは風呂に湯をためる。待つ間、鍋で生クリームとアールグレイ茶葉を温め濾して、別で牛乳にも茶葉を入れて冷蔵庫に寝かす。紅茶の香りちゃんと出るかな。それにしても昼間に入る風呂のなんと贅沢な気分になること。身体がほぐれてご機嫌で猫を抱きながら1時間ほど眠り、クライアントからの電話で起きてふたたび制作。ほどほどの時間におわらせ、今日はぴー太が出張でいないので一人の夜だ、さあなにを食べようとわくわくして、わくわくしすぎた結果、ソファに横たわってポテトチップスを頬張りながら『囚人のジレンマ』を読んでいた。ホブソン一家はエディ父が錯乱しないかとひやひやしながらクリスマスの街へ繰り出していて、父と母が街中で一瞬ワルツを踊るシーンがいい。父が「ムーンライト・セレナーデ」が流れる店に惹かれて入っていったので、私も聴きながら読んだ。クリスマスの街の雰囲気と店でのやりとり音楽あいまって映画のよう。寝る前に茶葉を入れた牛乳を濾して、小麦粉の代わりに米粉、てんさい糖、塩、卵を入れてクレープ生地をつくりまた冷蔵庫へ。寝かすことで生地がモチモチになるそうな。明日の朝焼いて食べよう。
  • たま子
    たま子
    @tama_co_co
    2026年5月18日
    午前中すこし制作。あとは明日の自分が頑張ることにして、午後からはだらだら過ごす。夜、無性にオーブンが使いたくなり、鮭とほうれん草の生地なしキッシュと、椎茸味噌チーズを焼く。オーブン料理は放り込んでしまえばあとは放置できるのが楽だし、とびらを開けた瞬間ふわあっと熱と香りに包まれる喜びは格別。オーブンに任せる間に長ねぎの味噌汁とピーマンの肉詰めを作り、すこしだけ『囚人のジレンマ』下巻を読む。あいかわらず視点が移り変わるときの書かれ方がさまざまでたのしい。あるときは姉妹がタイプライターを交互に使って2行ずつ打ち込む文章を読む形になり、あるときは母の買物日記の形となり、今は姉が隣人に書く手紙の形で進んでいる。文章の構成自体がいろいろに変わっていくので、次はこうきたか!と、パワーズにいたずらを仕掛けられているような気分になり愉快、愉快。
  • momocan
    momocan
    @momocan
    2026年5月17日
  • a
    @binary_sublim
    2026年5月11日
  • Hayashi
    Hayashi
    @books_884
    2026年4月30日
  • 混沌
    混沌
    @kon_10n
    2026年4月30日
    文庫化!!!うれしい!!!
  • まさお
    @masao123
    2026年4月28日
  • まさお
    @masao123
    2026年4月25日
  • 踏み跡
    @fumiato_24
    2026年4月5日
  • 匙
    @sajisann
    2026年3月26日
  • 🧸
    @Shh0_0
    2026年3月25日
  • あゆ
    あゆ
    @ayu1113
    2026年3月13日
  • hama
    hama
    @smith_094
    2026年3月10日
  • さら
    @sara77
    2026年3月8日
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