しななくていいよ "人魚が逃げた" 2025年3月23日

人魚が逃げた
人魚が逃げた
青山美智子
4章(139ページまで)読んだ。 毎章、違う登場人物が違う言葉で歩行者天国の事を説明していて人それぞれなのが面白いなと思った。 この人は、普段は車天国なのに……なんて言っていて可愛かった。 カフェーパウリスタ、本当にあるんだ!文豪が愛したカフェだって、行ってみたい! ひとくちのコーヒーを落とすという表現が素敵だった。 ”「逃げる」とは、悪い兆しから背を向け、良い兆しの方へと足を運んでいくことなのかもしれない。俺なりの解釈だが、そう思うと納得がいった。” 素敵だった アンデルセンの話で、独身だと孤独とかないよねってほんとに思った。恋人がいなくても、友達だって家族だって、飲み屋で会うおじさんだって居るし、それだけできっと豊かだ。 ”人魚姫をそばに置いた彼の中には、きっと憐憫もあっただろうと思う。「かわいそう」と思うのは愛情の始まりだ。世話をやいているうちに、愛しさが芽生えていく。それは自然な感情に思えた。” そうだよね、世話を焼くうちに好きになる、ペットもぬいぐるみも家族だし…… 鷹揚 ゆったりとしてこせこせしない様子。おっとりとして上品なこと。 初めて知った言葉、素敵な言葉!
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