
さおり
@prn990908
2026年5月31日

曖昧な弱者の時代 (岩波新書)
伊藤昌亮
読み終わった
読んでよかった-2026
どの章も切り口が鋭くてすごいなと思ったけど、特に6章の「参政党「真ん中」からの反革命」の分析の鋭さとそこからの7章「曖昧な弱者とその敵意」への流れがすごいと思った。
左から入って右へ行くという指摘がすごく的を射ているのではと思った。去年の参院選で参政党を支持したり冬の衆院選で高市さんに票を入れたりしたひとは、主張の左派的なところに惹かれて入れたけど、批判する層はその主張の右派的(極右的)なところを批判しているため、噛み合っていないのではというところ、そんなこといわれてもあの主張はヤバいだろ、とわたしも思うけど、でもその入り口の左派的なところに惹かれて投票した人たちがいるなら、それがもし大半なところであるなら、リベラルをうたう政党にはこういう分析も参考にしたり、そういう意思も汲み取って自分たちの政策に反映してほしいなと思った。あとこの本の中で「リベラル」に相対する言葉として「右派的」なもの、という言葉が使われていて、それがいまの自分の感覚と近くて、(いろんな主張をみるにつけ、なんか保守というところを批判する主張をみるととくに、保守ってそういうことじゃなくないか?と思っていて)、ちょっとほっとしたところがあった。
