
はぴ
@happy-reads
2026年5月31日
読み終わった
読み終わってから帯のコメントを改めて見て…「うわ、すごいな」って思った。
この本を通して貫かれる意志、みたいな、光、みたいものを、数行の言葉に詰め込めるのがすごい。
ご覧の通り「うわ、すごいな」って感想になっちゃう私には、到底真似できない技だ…
🗣️
「ことばづかい」に重きを置く、というのは比喩的な意味ではなく。
「そんなこと言われたら何も言えなくなるじゃないか」「そんなの言葉狩りだ!」ってリベラル批判、ポリコレ批判があるけども、そこにこそローティの主張は効いてくる。
「パブリックな正義(正しさ)」と「表立っては言いづらい本音」の扱いについて。
🗣️
『「人間は他の動物よりも〔知性や尊厳をもつと言うのではなく〕はるかによく感情を理解しあうことができる。」
〔と言うべきです。…・・・そうすれば〕自分たちのエネルギーを感情の操作に、つまり感情教育(sentimental education)に注ぐことができるからです。
その教育はさまざまな種類の人間にお互いに知り合うチャンスを与え、自分たちと違う人たちをにせの人間と考える傾向に歯止めをかけることができるでしょう。
この感情操作の目標は、「私たちの同類」とか「私たちのような人たち」という言葉の指示対象を広げることにあります』(「人権についてオックスフォード・アムネスティ・レクチャーズ」)
内田樹せんせの「自己中が問題なんじゃなく、自己がちっちぇえのがアカンのや」的な視点を思い出した。空間的にも、時間的にも、いかに大きな範囲を「自分事」として捉えられるか?それが成熟した器なんだ、って。
ただ、感情教育が「共感」をベースにするのだとしたら、怖い。『共感という病』も改めて読みたい。










