
kake
@kake_06
2026年5月27日
流浪の月
凪良ゆう
読み終わった
Xで凪良ゆうさんの本に関する感想を度々見かけて、気になり手に取った一冊。
主人公である2人、更紗と文が長い時間をかけて紡いでいく関係に、どんな名前をつければ良いのか、どんな風に自由を手に入れるのか、をずっと探していく物語。
夜ご飯にアイスクリームを食べるのは悪いことなのか、小さい子を好きになるのはおかしいことなのか、恋愛感情は無くとも一緒にいたいと思うことは間違っているのか、何が普通で何がおかしいのかを問われ続けているように感じた。また、この世間一般の普通に対する問題定義は、朝井リョウさんの「正欲」を思い出した。
ただ最後は、更紗と文は世間から逃げながらも自分たちなりの生活を送り、2人を信頼し大切に思う梨花ちゃんとの関係が続いているのがこの物語の救いに思えた。
