
小石川
@mkgaogao
2026年5月30日

会話の0.2秒を言語学する
水野太貴
読み終わった
@ 電車
26/31
言語学や言葉そのもののおもしろさを知る導入として最適ではと感動するくらいわかりやすくておもしろくまとまっていた。
自分も言語を扱う仕事をする端くれなので、「象は鼻が長い」論争で著者が運営されているYouTubeチャンネルが炎上したことも想像に難くないし、「本書はある意味で歪な本だ」と著者があとがきで触れる理由もわかるつもりでいる。真摯ゆえにそう触れているのもちゃんと伝わる。
だからこそ、著者のように、専門家でなくても知識は深くなくても、その伝えることと伝えるために学ぶことを真摯に面白がれる人がこの世にいなければ、もっと世の中は窮屈だと思う。
その窮屈さは嫌だと思うから、今日も明日も自分は教壇に立って仕事をしようかな、とまったく意図していたところとは異なる方向から納得できる本でもあった。
よい読書体験でした。
